出版社内容情報
アラフォーで母と二人暮らしの蓉子は、幼い頃家を出ていった父の訃報をきっかけに、東京中の坂を転居して回った父の足跡を辿り始める。坂好き必見のお散歩小説!
内容説明
亡くなるまで坂のある場所ばかり転居を繰り返した父の足跡をたどっていく蓉子。坂のある風景が、父の、母の、そしてわたしのさまざまな人生模様を描き出す―。
著者等紹介
ほしおさなえ[ホシオサナエ]
1964年東京都生まれ。作家。1995年「影をめくるとき」が群像新人文学賞小説部門優秀作に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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