出版社内容情報
いづみさんはいつもいずみさんと間違われてばかり。ほんとのわたしはどっち?今日マチ子と青柳いづみの分身ストーリー。ここに開幕!
内容説明
わたしはわたしを演じている。でも、演じているわたしって、だれ?それを見つめるあなたは、だれ?現代日本演劇を代表する女優と人気漫画家が贈る分身ストーリー。ここに開幕!いづみ?いずみ?わたしはどっち?川島小鳥撮り下ろしグラビア16P!今日マチ子描き下ろしカラー8P!
目次
声
服
北京
口紅
秘密
色
掟
稽古
本番
誕生日
生
窓
海
夢
赤
パリ
髪
青
欠点
わたし
神様
沖縄
蝶々
いずみ
著者等紹介
今日マチ子[キョウマチコ]
東京都出身。2005年、「ほぼ日マンガ大賞」入賞。2014年、『みつあみの神様』などにより手塚治虫文化賞新生賞を受賞。2015年、『いちご戦争』により漫画家協会賞大賞を受賞
青柳いづみ[アオヤギイズミ]
東京都出身。2007年、マームとジプシーの旗揚げに参加。2008年、『三月の5日間』ザルツブルグ公演よりチェルフィッチュに参加、以降両劇団を並行し国内外で活動。近年は演出家・飴屋法水や彫刻家・金氏徹平との活動、音楽家・青葉市子とのユニット、またナレーション、文筆活動なども行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なにがし
1
イラストと文字で綴られたいづみさんの日々のエッセイ。いづみさんというお方は繊細で儚く、人にはない魅力を持つ人だなぁと文章には一気に引き込まれた。いづみさんの心境を垣間見て、自分にない感性に驚かされてばかり。何色にもなれる透明のような人だと思いつつ、だからこそ傷つきやすかったり悩んでしまったり。いづみさんにしかわからない苦しみがしっかり文章で表現されている。いづみさんといずみさん。例えやその表現が面白い。小説の挿絵をきっかけにマチ子先生の作品に興味を持ったけど、イラスト一枚一枚が芸術で魅力的だと思う。2024/01/31
参謀
0
今日マチ子の『cocoon』の舞台化で主人公を演じた青柳いづみのエッセイ?いづみは海外公演も行っている割と有名な舞台女優らしい。いづみのエッセイの文章もあるが、それを基に今日マチ子が漫画も描いている。同時進行なので読み辛さはがあり、先にどちらかから読むのがいいかと。内容的にはいづみの心の内で、常人の感覚とはやはり違った感性の持ち主なんだと思った。ただこれは誰に向けての出版なのだろうと思ってしまった…写真は川島小鳥。2023/04/19
ももかおるん
0
なんだか不思議な本。今日マチ子さんの絵が好き。2021/06/25
をとめ
0
書店2019/06/06
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