TSUNAMI―つなみ

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  • サイズ B6判/ページ数 204p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480804099
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

1999年沖縄。ぼくは一人の少女に出会った。東京の地下から静かに湧き出した水は、二人をどこに導くのか。太宰賞作家の鮮烈な青春小説。

著者等紹介

志賀泉[シガイズミ]
1960年福島県生まれ。二松学舎大学卒業。十五年間、書店兼ギャラリーに勤務。趣味はギャラリーめぐり。『指の音楽』(筑摩書房)で2004年、第二〇回太宰治賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

horihori【レビューがたまって追っつかない】

15
沖縄ネタということで、手に取る。 学生映画の撮影で知り合った岸谷とツナミ。 撮影中の意外な事件をきっかけに、ツナミは岸谷だけに心を開く。 ツナミは家出し岸谷と一緒に行動を共にする中で、津波を意味する「ザン」の話や母や曾祖父母の話、機織の話を。 そして、2人は別れるのだが、6年後、東京で再会する。 再会後の話は、何となく抽象的であったり、予定調和であったりして少し興ざめ。 ただ、沖縄の海の音が聞こえてくるような、そんな余韻もあった。 2008/09/17

吉田良二

0
もう、しばらくこういう話は書けないよなぁ。2016/02/07

キミー

0
沖縄が舞台ってだけでいい。青い海とかささる日光とかを感じる気がするのです。ほんの一文が自分の現状にガツンと心に響くところがありました。2010/02/09

ニリ

0
何か、不思議な話だったけど、ムショーに沖縄に行きたくなりました。2010/01/12

chiro

0
太宰治賞受賞の前作より、うんといいと思う。2008/12/03

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