内容説明
可憐な蕾、妖艶な花びら、そして気高い滅びの姿―蓮の秘密は写しとられ、今、物語は生まれる。奇蹟の恋物語。写真と小説との歓喜に満ちた出逢い。
著者等紹介
玄侑宗久[ゲンユウソウキュウ]
1956年、福島県生まれ。慶應義塾大学文学部中国文学科卒業。様々な仕事を経験した後、1983年より京都天龍寺専門道場に入門。現在は臨済宗妙心寺派福聚寺副住職。『水の舳先』で作家としてデビュー。2001年、『中陰の花』で芥川賞受賞
坂本真典[サカモトマサフミ]
1940年、旧満州チチハル生まれ。1963年、平凡社写真課に入社、雑誌「太陽」「別冊太陽」等を手がける。1999年、同社を退社、フリーランスのカメラマンとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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