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迷へる魂

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  • サイズ B6判/ページ数 155p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784480803825
  • NDC分類 918.68
  • Cコード C0093

内容説明

18歳から24歳の尾崎翠―新発見・全集未収録作品集。

目次

詩(迷へる魂;光と蛾;こだちの中)
短歌十一首
長篇詩(五時の汽笛;練馬の娘)
散文(冬のよ;夕陽;過去のうた;新緑の頃を;無題;海と小さい家と;山陰道の女)

著者等紹介

尾崎翠[オサキミドリ]
1896年鳥取に生まれる。女学校時代から詩歌・散文にすぐれ、「女子文壇」「文章世界」などへ投稿を始める。故郷で代用教員となった後、上京。1919年日本女子大に入学。在学中「無風帯から」を発表し、中退。文学に専念し、「第七官界彷徨」で注目される。1932年帰郷、消息を断つ。戦後、文学への再起を願いつつ果たせぬまま、「第七官界彷徨」が再発見された直後、1971年7月肺炎にて死去

稲垣真美[イナガキマサミ]
1926年2月京都府生まれ。東京大学文学部美学科を経て、1955年東大大学院美学専攻課程修了。現在、作家・評論家。代表作に「苦を紡ぐ女」があり、学習院女子短期大学、仏教大学で近代文学を講じた
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