出版社内容情報
20世紀フランスを代表する作家の個人全訳集成。第Ⅳ巻には実験的な小説「贋金つくり」「『贋金つくり』の日記」、最後の作品「テゼ(テーセウス)」を収録。
内容説明
いかなる物語へも収束されない“純粋小説”を問い、未来に開かれた野心作『贋金つくり』、このメタフィクションを別光源から照らす創作ノート『『贋金つくり』の日記』、ギリシア王に生涯を生ききった者の感慨を託す『テーセウス』。ジッド円熟期の傑作三篇を収める。
著者等紹介
二宮正之[ニノミヤマサユキ]
1938‐。東京生まれ。東京大学で学んだのち渡仏、1965年以来在欧。パリとジュネーヴで教鞭をとり、ジュネーヴ大学名誉教授。著書に『私の中のシャルトル』(筑摩書房、1990年、日本エッセイスト・クラブ賞)、『小林秀雄のこと』(岩波書店、2000年、芸術選奨文部科学大臣賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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