内容説明
前進するためには後向きの眼を持たねばならない。思索家ペイターが拓いた光と闇のギリシア神話論『ギリシア研究』、その基本的考えをプラトンを軸に展開させた『プラトンとプラトン哲学』、文学批評『鑑賞批評集』を収録。
目次
ギリシア研究(ディオニューソス研究―火と露の霊的形態;エウリピデスの『バッコスの信女』;デーメーテールとペルセポネーの神話 ほか)
プラトンとプラトン哲学―連続講義集(プラトンと運動の理論;プラトンと静止の理論;プラトンと数の理論 ほか)
鑑賞批評集(文体について;ワーズワス;コールリッジ ほか)