内容説明
わが国初の本格的全集刊行開始!瞬間の美学、そして死。既成の価値観念に捉われず、あくまでもリアルな印象のみを追い求めた世紀末の文学者、ウォルター・ペイター。その研ぎ澄まされた感覚が、世紀を超えていま甦える。
目次
ルネサンス(フランスの古い物語二篇;ピコ・デルラ・ミランドラ ほか)
想像の肖像(宮廷画家の寵児;ドニ・ローセロワ ほか)
雑纂(抄)(家の中の子供;エメラルド・アスワート ほか)
「ガーディアン紙」の書評集(抄)(イギリス文学;アミエルの『内的日記』 ほか)
未収録のエッセイ集(抄)(シモンズ著『イタリア・ルネサンス』;ギュスターヴ・フロベールの生涯と手紙 ほか)
著者等紹介
富士川義之[フジカワヨシユキ]
1938年生、駒沢大学教授
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