内容説明
グリム兄弟が大切に育みつづけた最終版を、美しい日本語で。刊行当時の挿し絵をカラーで多数収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
264
【感想は「三枚の蛇の葉」のみ。】お話としては短いのだが、その中にいくつもの要素が含まれた物語。そして、それらの中核をなすのがタイトルになっている「三枚の蛇の葉」。貧しい若者(名前はない。また、こうしたケースによくある三男坊ではなく、一人っ子)が戦争で英雄になり、王さまの娘と結婚するというのが発端。若者はこの娘に殉死しなければならなくなるのだが、それを救ったのが蛇の葉。彼は墓所で蛇を3つに切り裂くのだが、別の蛇がやってきて3つに斬られた蛇を3枚の葉でよみがえらせる。日本の民話あたりなら、蛇の祟りが⇒2025/01/08
ヴェネツィア
263
【感想は「白い蛇」のみ】ここでは白い蛇が主体的な働きをするわけではない。最初は王さまが、次いでは召使の一人がこれを食べるのである。そうすると鳥たちの話が聴きとれるようになるのである。『ジークフリート』(原話はゲルマン神話)で、主人公のジークフリートがファーフナー(大蛇)を倒した時に、その血を浴び、鳥たちの話が聴きとれるようになるのとまさに同じである。物語の後半は召使いの旅と、救済、そして難題解決に発展してゆく。救済は当然、3度。そして難題も3つである。まさにユングが言う「3の命数」がここにも。2025/01/09
ぼんくら
8
完訳全七巻。野村さんが大学生といっしょに翻訳。挿絵もカラーで美しい。訳は正しいんだけどいまいち。2012/12/12
舟華
6
懐かしいタイトルもあり、まったく知らなかったタイトルもあり、懐かしくかつ新鮮に読めた。グリム童話はどこか暗い側面を帯びていて、大人になってから読んでもぞわっとしてしまう怖さがある。子どもの頃に読んでいたのはマイルドに翻訳されたものだったのかな?2025/06/24
Haruka Fukuhara
4
冒頭から不思議すぎる蛙と姫様の話で度肝を抜かれたというか何というか…。訳がわからず全然スッキリしない感じが何とも言えず翻訳物の凄みを感じる。深い森に育まれた感性?2017/02/23
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