内容説明
『ニヒリズム』「運命愛の精神で生きる」存在することの“無意味”と向き合う―生きる勇気をもつために。著者自身の哲学観を披瀝した名講義。
目次
１ ニヒリズム―内面性の現象学（哲学の根本問題；ニヒリズムの問題現象；自己への生成とその全体）
２ ニーチェ研究（ニーチェの言語的世界；ニーチェの身体論 ほか）
３ 実存思想研究（実存哲学と人間；現代人の内面 ほか）
４ 小品集―ニヒリズムを見つめて（主体性と客体性の相剋；研究ノート・ニーチェの遺稿に驚く ほか）
感想・レビュー
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まぶたのあるいきもの
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「ニーチェのドストエフスキー発見」 ほとんど「おかみさん」論であり、革新的なニーチェとドストエフスキーの関係を得たいと思って期待して読むと残念なことに、「おかみさん」論として読むと面白い。 特にムーリンを大審問官の原型として読むというのは独創的だと思った。でも、ややコジツケっぽい？まぁ面白ければいいか 2016/04/05
