内容説明
作家の全著作をジャンルに依らず生成発表順に編集。本巻には、木枯の酒倉から・風博士・黒谷村他、1927年3月~1935年12月分を収録。
目次
意識と時間との関係
今後の寺院生活に対する私考
〔翻訳〕プルウストに就てのクロッキ―マリイ・シェイケビッチ
編輯後期〔『言葉』創刊号〕
木枯の酒倉から
ふるさとに寄する讃歌
ピエロ伝道者
〔翻訳〕ステファヌ・マラルメ―ヴァレリイ
エリック・サティ(コクトオの訳及び補註)
風博士〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒坊主
6
マイペースに楽しめました。難解なものが多かったのですがそこはサラッと読み進めました笑 これから長い付き合いになるね2024/05/25
ソングライン
3
短編小説と文学論を含む評論が並びます。文庫、単行本では読むことのできない作品が多く、これから1年かけて全集読破する予定です。2017/04/28
Srpa
1
筑摩文庫版であらかたの作品は読んでたけど改めて再読。文庫より重いけど、解題が充実してたり、文字の大きさとか行間の空白とか、紙の質は筑摩書房版が好き◎次は第二巻。2018/01/20