ちくまプリマー新書<br> 「対人不安」って何だろう?―友だちづきあいに疲れる心理

個数:
電子版価格
¥770
  • 電書あり

ちくまプリマー新書
「対人不安」って何だろう?―友だちづきあいに疲れる心理

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2024年04月26日 03時54分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480689979
  • NDC分類 361.45
  • Cコード C0211

出版社内容情報

友だちに嫌われることを恐れ、ホンネを出せない若者が多い。そこに巣くう「対人不安」のメカニズムを考え、人の目や不安を前向きに転換するヒントを説く。

内容説明

友だちといっしょにいてもホンネを出せない自分がいる。嫌われることを恐れ、気づかいに消耗している…。そこにはどんな心理メカニズムがあるのだろう。若者が抱える「対人不安」とそれを活かす方法を考える。

目次

第1章 友だちづきあいに疲れる自分(楽しいけど、なぜか疲れる;人の言葉や態度に過敏に反応する自分 ほか)
第2章 嫌われるのが怖い(友だちの誘いを断れない;賛同できないのに、頷いて聞いている ほか)
第3章 「対人不安」って何?(対人不安とは?;友だちと一緒でも心から楽しめない ほか)
第4章 「人の目」はどんな意味をもつのか?(「人の目」が気になって仕方がない;「人の目」から自由になれたらどんなに楽か ほか)
第5章 「人の目」を活かし、「対人不安」を和らげる方法(「人の目」をほどほどに気にする;気をつかうのは相手も同じ ほか)

著者等紹介

榎本博明[エノモトヒロアキ]
1955年東京生まれ。東京大学教育心理学科卒業。東芝市場調査課勤務の後、東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひらちゃん

59
うーん。としか言いようのない。日本人気質の対人不安って。それじゃみんな不安症じゃないか。気配り出来てって、顔色見るのが得意な気質なんだから当たり前。いいたいこと言って、ありのままに…。分かってても難しいの。根本的な対策が欲しかった。2018/04/07

しょうじ@創作「熾火」執筆中。

30
【流し読み】前半の2章で集中力が途切れ、あとは流し読みとなってしまった。肝心の「対人不安」が出てくるのは、第3章以降だというのに。土居健郎や中村元、和辻哲郎、木村敏といった人たちに言及はしているものの、取ってつけたような感じしかしなかった。人と一緒にいる時の「心地悪さ」について考えるのであれば、むしろ同じシリーズに収められている『友だち幻想』の方をおすすめしたい。2018/05/30

香菜子(かなこ・Kanako)

21
「対人不安」って何だろう? ─友だちづきあいに疲れる心理。榎本 博明先生の著書。嫌われたくない。煙たがられたくない。仲間外れにされたくない。悪口を言われたくない。後ろ指をさされたくない。人の目が気になって仕方がない。そんな気持ちはだれでも持っているのかも。でもだからといって自分自身の気持ちに嘘をついて嘘つき人間になってしまうとかえって疲れるだけだし自分自身が嫌いになってしまう。他人に嫌われることは怖くない。本当に怖いのは自分自身が嫌いになること。対人不安からの卒業。2022/08/04

hk

18
■要約■ 「対人不安」というフレーズは否定的な文脈で使われがちだ。しかし対人不安は人間が生きていく上で必ずしもマイナスに作用する訳ではない。むしろ対人不安をもつことで他人に配慮することが出来たり、その延長線上で調和のある社会を構築出来たり、プラスの側面も大いにある。だから過度な対人不安は確かに問題であるが、適度な対人不安はこと日本においては奨励されるべきものだ。本書は人間社会で不可避な「対人不安」をテーマにして、その心理的メカニズムを分析しながら、どのように対人不安と向き合えば良いのかを模索していく。2018/03/21

佐藤春海

9
人と接している時は自分ではなく相手そのものに意識を向けよという。様子や話に耳を傾け、趣味が同じだとか疲れてたりお悩みがありそうだと気持ちを察せると楽になると。未知の相手は不安だが相手に意識を向けて相手を少しでも理解して行ければその分対人不安は減ると。自分に意識が向きすぎると対人不安は増すそうだ。あと自分の過去を受け入れておくと楽になるそうだ。勝手な事を言ってくれる。2024/03/17

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/12582056
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。