出版社内容情報
近代国家とはどのようなもので、国民はどうあるべきか。今なお我々に強く語りかける、150年前に書かれたベストセラーの言葉をよりわかりやすく伝える。
内容説明
新しい地平を切り開いていくのに必要なのは学ぶこと。それではどう学んで、生き方にどう結びつけたらいいだろう。明治初期から読みつがれている日本最強の教育書をもっともわかりやすくコンパクトな現代語訳と解説で伝える。
目次
学問には目的がある―学問のあるなしで、人生の差がつくことが多いんだよ
人間の権利とは何か―人はみな平等で同じ権利を持っているんだ
愛国心のあり方―一人一人が独立してこそ初めて国も独立するんだ
国民の気風が国をつくる―勉強したことは社会のために!
国をリードする人材とは―文明をつくっていくのは国ではなく僕たち民間人なんだ
文明社会と法の精神―国は国民を守り、国民は法律を守る。それが約束である
国民の二つの役目―法律を守る。代表者を選ぶ。これが僕たちの役目なんだよ
男女間の不合理、親子間の不合理―自分の考えで人を思い通りにしようとしてはいけないんだよ
より高いレベルの学問―僕たちには文明を進歩させる使命がある
学問にかかる期待―現状に満足するな!大志を持って勉強し、世界と競おう!〔ほか〕
著者等紹介
福澤諭吉[フクザワユキチ]
1835‐1901年。中津藩士、著述家、教育者、啓蒙思想家、「時事新報」の発行人。慶応義塾の創設に力を尽くした
齋藤孝[サイトウタカシ]
1960年生まれ。東京大学法学部卒業。明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション技法(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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