出版社内容情報
受験英語ほど使える英語はない!「ロジカル・リーディング」を修得すれば、どんな英文も読めて、ネイティブとも渡り合えるようになる。独学英語勉強法の決定版。
内容説明
受験英語ほど使える英語はない!「ロジカル・リーディング」を修得すれば、どんな英文も読めて、ネイティブとも渡り合えるようになる。独学英語勉強法の決定版。
目次
序章 なぜ受験英語を学ぶのか―日本人と英語の関係
第1章 いかに読解力を高めるか―受験英語は「リーディング」に集約される
第2章 いかに文法力を高めるか―英文法とは「ロジック」の道具である
第3章 いかに語彙力を高めるか―受動的語彙と能動的語彙
第4章 いかに作文力を高めるか―一文構成と論理構成
第5章 いかにリスニング力を高めるか―「聞き流していたら突然わかるようになった」のウソ
終章 新たな和魂洋才に向けて―大学入学後への橋渡し
著者等紹介
横山雅彦[ヨコヤママサヒコ]
1964年兵庫県三木市生まれ。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了。専攻は地域研究(アメリカ)。全国屈指のカリスマ英語講師。アメリカ事情に関する該博な知識と、豊かな英語ディベートの経験をもとに、独自の英文読解法「ロジカル・リーディング」を体系化した。糸東流空手道師範八段(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Tadashi_N
19
和英の差を理解した上で英語の音を理解し、地道に語彙を増やすことが必要。2022/03/25
calaf
16
受験英語の考え方、鍛え方等々。まずは、英語と日本語では心構えが全然違う。そこを理解することが最も重要。英語はとにかく「論理」が重要。一方日本語は、察する心、若者的にはKY、最近の言葉では忖度という事になるのでしょうか。なるほどねぇ...という感じの事がたくさん書かれていました。2017/06/03
RmB
16
外国語学習において大切なこととは、わからない単語は辞書をひいて意味を確認する。それをやるだけでかなり違うと思います。あたりまえのことだと思われるかもしれませんが、やってない人多いんじゃないでしょうか?結局、楽は苦なんですね。しかし、楽したいのが人の性だと言って言い訳してはいけないですよ。と自分に言い聞かせます。2015/11/23
おおにし
16
受験生の人は英語の勉強を一時中断してこの本を読むことをお勧めします。ロジカルな英文を読むための読解英文法の解説はきっと役に立つことでしょう。長文読解に必要な三角ロジックについては「高校生のための論理思考トレーニング」(ちくま新書)も合わせて読むとよいです。我々日本人が論理思考を苦手とするのはそもそも「心の習慣」が異なるからだということを理解して英語を勉強すれば英語上達の道は開けると思います。私も高校生のときにこの本に出会いたかったなあ。2015/11/23
Mayu
12
何かと悪者扱いの受験英語ですが、そもそも「話すための」英語ではなく、「学問するための」英語であって「実用」の意味が違うというのは非常に納得。日本人の英語学習の歴史から、習得が難しい理由もとても興味深く読みました。基本的に受験生にむけて書かれたもののようで、文型や分詞構文など、高校までの英語サクッと復習もできて、フィーリングでは分からない文章に出くわした場合には、やはりこういう分析が解読の縁になりそうと感じたし、英作文の書き方や英語の長文の構成などS&Wテストに使えそうな内容も。著者の他の著作も読みたいです2020/06/21