ちくまプリマー新書
気ままに漢詩キブン

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  • サイズ 新書判/ページ数 191p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480689122
  • NDC分類 921
  • Cコード C0298

出版社内容情報

「難しくてよくわからない」と敬遠されがちな漢詩。そんな漢詩のおもしろさを、現代的なキャッチコピー・感性豊かな現代語訳・親しみやすいイラストで紹介する。

内容説明

「難しくてよくわからない」と敬遠されがちな漢詩を女子感覚の現代語訳で身近に感じてみよう。堅苦しい解釈抜きに読んでみると千年前の人たちも、飲んで騒いで恋してる―そんな姿が見えてくる。

目次

1章 恋はいつでもウラハラ(ドタキャンのにおい―「静女」詩経;ツンデレ?―「〓(けん)裳」詩経 ほか)
2章 酒をやめたら寝こんじゃう(まだかなまだかな―「待酒不至」李白;朝酒サイコー―「卯時酒」白居易 ほか)
3章 生まれてくれて、ありがとう(どうか元気に育っておくれ―「命子」陶淵明;うちのやんちゃ娘―「嬌女詩一首」左思 ほか)
4章 今日も一首、よませてもらおう!(嬉しくならずにいられない―「自遣」王安石;開放感いっぱい―「登科後」孟郊 ほか)
5章 あの月はどこからきたの(静謐な梅花の庭―「山園小梅」林甫;印象派の絵画のよう―「海棠渓」薛涛 ほか)

著者等紹介

足立幸代[アダチサチヨ]
1976年兵庫県生まれ。2013年、武蔵野美術大学通信教育課程コミュニケーションデザインコース卒業。中国古代史ファン

三上英司[ミカミエイジ]
1961年北海道生まれ。筑波大学大学院修士課程修了。山形大学地域教育文化学部地域教育文化学科教授。中国古典文学者。筑摩書房教科書編集委員(漢文)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

calaf

13
無茶苦茶独特な解釈...らしい...まぁ、素人ながらもその奔放ぶりは感じられますが (笑) でもやはり、漢詩(というか漢文)は難しすぎるなぁ...私には。2014/06/16

たらこりっぷ

8
気に入るか気に入らないか、まずは書店での立ち読みをオススメします。引き込まれた私は、読んではニヤニヤ読んではホロリを数度繰り返しました。妙なイラストとやや強引気味の口語訳で、大昔の人たちの心模様にぐぐっと近づくことができます。中でも、詩人たちの酒に寄せる思いは愛すべきのんべえそのもの。今も昔も大して変わりません。毎日酒を飲んだってどうってことないや!という気持ちになれます。2014/03/07

ナディ

4
もう少し堅くても漢詩を味わえますがな。とも思った。教科書で見てきた漢詩とかけ離れすぎちゃうと、一瞬、?と思うのは年だからか。詩人の背景をこの調子で詳細に書き散らしてくれると嬉しいんだが。2014/06/26

さき

2
すごく砕けた訳と、なんともゆるい絵との相性がバッチリ合っています。漢字だけのせいか堅苦しく思いがちな漢詩も、これなら少し身近に感じられる気がしました。書き下しを音読してみましたが、やはり漢詩は声に出したときにその良さが実感できますね。2016/09/05

Quadrophenia

2
願わくば、蘇軾や陶淵明のようにポジティブに生きたいものです。正月、雪に埋もれながら「江南の春」だの「春暁」だのを読んでいると早くも春が待ち遠しくなってきますね。2016/01/02

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