出版社内容情報
私たちはいま、地球温暖化という危機に直面している。自動車が排出するCO2の削減は必須の条件である。クルマ社会の未来像を描く。
内容説明
私たちはいま、地球温暖化という深刻な危機に直面している。自動車が排出するCO2を削減することは、環境と私たちの生活の未来のために、必須の条件である。電気自動車の普及による「燃やさない文明」への大転換を提唱する。
目次
第1章 自動車産業を襲う大変革の波
第2章 ハイブリッド車が火をつけた
第3章 「プリウス」改造が生んだプラグイン・ハイブリッド
第4章 電気自動車革命
第5章 スモール・ハンドレッドの台頭
第6章 電気自動車普及のために
第7章 太陽エネルギー革命
第8章 二一世紀の産業革命
著者等紹介
村沢義久[ムラサワヨシヒサ]
1948年徳島県生まれ。東京大学大学院情報工学科修了、スタンフォード大学でMBA取得。ゴールドマン・サックス証券バイス・プレジテントなどを経て、2005年より東京大学特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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壱萬参仟縁
8
ガソリン車よりも構造が簡単な電気自動車(28頁)。手作りができるのが魅力とのこと。また、ブレーキやアイドリングのロスが少ない(29頁)。PHVの次に電気自動車がトヨタの事例だが(46頁)、ガソリンからいきなり電気自動車へ、という動きもある日産や三菱(47頁)。会社の構造も変わり、トーナメント式ではなく、水平分業へ(138頁)。個性化、多様化する消費者だからこそ、痛車のようにド派手な目立ちたがり屋までいる。クルマで個性を発揮したい人もいるが、評者はエコカーで、一人乗りが多いので二人乗りを希望したい。2013/07/04
ふろんた2.0
6
エンジンの自動車、ハイブリッドカー、電気自動車の能力の違いがイメージとしてはあったが、形として理解することができた。自分も次買う車は電気自動車も候補の1つになるであろうが、住宅事情から家庭電源からの充電ができなかったり、航続距離の問題があったりなので、インフラ整備次第かな。2012/10/01
calaf
5
トヨタのプリウスはまだまだ甘いですね。というか、あれ(パラレル・ハイブリッド)では発展性がない。電気自動車はもっと単純なものであり、少なくともシリーズ・ハイブリッド、そして完全な電気自動車へと進むべき。電気自動車は、大企業じゃなきゃというものではありません!2010/10/27
Taichiueno
1
これまで電気自動車についても、地球温暖化についても、懐疑的だったがのだが、この本で紹介されている「燃やさない社会」や「数々の電気自動車」には正直非常にワクワクさせられた。地球温暖化問題に対する知識をもっと深めたい。それから今週末あたり日産のリーフの試乗に行ってみよう。2011/02/07
ご〜ちゃん
0
電気自動車に乗りたくなりました。特にテスラのロードスター。2012/10/23
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- 和書
- 庭や街で愛でる野鳥の本