内容説明
人気ゲームの作者が、ゲーム開発の秘密をぜんぶ教えます。プロになりたい人から教養として知りたい人まで、ゲームの「全体像」をつかめる一冊。
目次
第1章 ゲームってなに?
第2章 ゲーム開発ってどんな仕事?(ゲーム開発の手順;ゲーム開発にかかるコストとリスク;或るゲーム開発者の一日)
第3章 ゲーム開発者になるには?(ゲーム開発者への道;なにを学んだらよいか;就職活動のためのヒント)
第4章 一カ月でゲームを作ろう!(第一週;第二週;第三週;第四週)
著者等紹介
馬場保仁[ババヤスヒト]
1969年生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。修士(政策・メディア)。97年からSEGAにてゲーム制作に従事
山本貴光[ヤマモトタカミツ]
1971年生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業。94年から2004年までコーエーにてゲーム制作(企画・プログラム)に従事。ゲーム作家、文筆業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
aqua_33
52
ゲームクリエイターになりたいという息子にいいんじゃないか?と思い借りてきた本。あまり(というよりほぼ全然)PCに詳しくなく、ソフトもほとんど使ったことない息子が果たしてこれを読み解けるのか…。と、疑問なところですが、分からない単語を調べつつ読み解くかどうかで本気度が分かるかなと。ゲーム開発がどんな仕事か、その流れや役割分担も書かれているし、ゲーム開発者になるためには何を学べばいいかもさらっと指南されているので、読後ゲーム漬けの日々から脱却してくれることを願う。《2018年55冊目》2018/03/13
takka@ゲーム×読書×映画×音楽
15
『プロ野球をつくろう!』『戦国無双』などを作られた開発者である著者がゲームとは何か、ゲームを作る過程などを簡潔にまとめた一冊。ゲームとは何かという問いに関しては以前読了した本でもつかみとして取り上げられる話題だが、「一本の棒」から考えていく過程はまた新鮮で面白かった。個人的に印象に残ったのは現行機への移植の話。過去で使われていたプログラムコードを現行のコードで移植しないといけないため、翻訳作業が必要になるのは盲点だった。遊ぶ側だと分からない視点が学べたというところで良書だった。2024/07/09
Saiid al-Halawi
13
或るゲーム開発者の一日、キックオフ当初から平気で22:00退社とかで紹介されてるんですが、、、2014/03/21
Arowana
8
実際にゲーム制作に携わっていた両氏によって書かれた、ゲームのしくみ・製作方法等についての解説書。分かりやすい内容で、ゲームクリエイターは、対人能力はもとより直感・論理力・想像力すべてが必要とされるマルチタレントな職業なのだということを窺い知ることができる。人にとっての遊びと創作意欲の大切さをさりげなく伝えてくれる良書ではないかと思う。ゲームの奥深さに気づき、認識の変更を迫られた。プログラミングか~…難しそう。2013/05/26
スプリント
5
理解しやすい構成になっており読みやすかったです。ゲームの開発に携わっている人には物足りないでしょうがこれからゲーム業界に関わりたいと考えている人には最適の一冊だと思います。2013/07/17