内容説明
ファーム、トレーニング、年俸…。アメリカを目指す野球選手の実情が見えてくる!選手がもっとのびのびプレーでき、ファンも楽しめる方法を大胆に提案する。
目次
1 北米プロ野球の構造と歴史―プロフェショナル?
2 日本プロ野球の構造と歴史―アンプロフェショナル?
3 巨人の悪影響
4 二〇〇四年 日本野球大革命―重大な転機
5 二〇〇五年 ビジネス改革元年
6 ロッテの躍進
7 更なる成長のために何をすべきか
8 増収のために
9 その他の具体的な改善策
10 今後のプロ野球の発展を目指して
著者等紹介
ホワイティング,ロバート[ホワイティング,ロバート][Whiting,Robert]
1942年アメリカ、ニュージャージー州生まれ。カリフォルニア大学から上智大学に編入し、政治学を専攻。出版社勤務を経て、執筆活動を開始。現在、鎌倉在住
松井みどり[マツイミドリ]
翻訳家。東京教育大学文学部英文科卒。フィクションからノンフィクションまで、幅広いジャンルで活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
72
外国人の著者から見た日本の野球とメジャーリーグの比較と課題、今後どうすることがより野球をベースボールに近づけられるかなどが書かれている。まずメジャーリーグのモットーは「勝って金を稼げ」ということ。日本の野球は精神論や根性論、根拠のない練習漬け、そして楽しめる野球になっているかについて疑問を呈していた。野球を練習してもプロへの門戸は狭くメジャーのようにスター選手がどんどん輩出されるシステムになっていないことにも嘆く。フリーエージェント制により海外へ渡る選手も多い。日本野球の批判だけではない内容だった。2017/06/17
calaf
7
巨人が諸悪の源!もっと稼ぐ事を考えろ!という事か...2011/07/13
アウグス
2
基本的に、日本を肯定しているのが良かった。読みやすかった。2009/09/09
takejin
2
WBCで日本野球が世界一に輝いたときに、ボブさんが書いた日本野球。メジャーで戦える選手はいるけど、戦えないレベルもいる。日本野球、まだまだだな、と語る。メジャーで活躍するイチローと、日本一に輝いたバレンタインを取り上げ、従来の日本野球では、やはりメジャーには太刀打ちできないのだと。そのためには、高校野球で鍛えられた、一般選手をマイナーリーグで拾い上げようという。でも、ボブさんが、何かを提言するくらいには、日本野球は躍進したんだねぇ。2010/03/18
Haru
1
...。2021/09/26
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