内容説明
息をのむような美しさと、怪異ともいうべき荒々しさをあわせ持つ森の世界。耳をすますと、木や生き物が発する生命の息吹が聞こえてくる。さあ、静かなドラマに満ちた自然の中へ。
目次
木のことば
生存運
森のうた
八ヶ岳山麓の森で
雪の森で
山の風
森の怪異
大きな木に会う
縄文杉の下で
木の音・森の音
生と死のかたち
木を植えた人
木を植えた人びと・1
木を植えた人びと・2
森の生活者・1
森の生活者・2
草木と子供
著者等紹介
高田宏[タカダヒロシ]
1932年京都市に生まれ、石川県江沼郡大聖寺町(現・加賀市)で育った。京都大学文学部卒。光文社、アジア経済研究所、エッソ石油で諸雑誌を編集。84年より文筆専業。78年『言葉の海へ』(新潮社)で大佛次郎賞と亀井勝一郎賞を、90年『木に会う』(新潮社)で読売文学賞を受ける。95年、雪国文化賞を、96年、旅の文化賞を受賞。深田久弥・山の文化館館長、石川県九谷焼美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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