出版社内容情報
「将来の夢」や「やりたいこと」が
なくても人生は動かせる。
たった1本でも自分だけのコンセプトがあれば、不要なノイズを消し、選択をシンプルにし、行動を加速させることができます。「ゆるスポーツ」に25万人をまきこんだコピーライターが伝える、道なき時代の歩き方。
人生にコンセプトがあれば…
?無数の選択肢で悩まない
?ブレずに続けられる
?あきらめない勇気になる
ユニクロの「LifeWear」や、スターバックスの「サードプレイス」など。名コンセプトには人を導く力があります。選択肢の多い現代、自分だけのコンセプトを持つことが、進むべき方向ややるべきことを知るための強力な後押しになります。
【「はじめに」より著者のメッセージ】
コンセプトとは、先行きが見えない荒野に現れた新しい「道」です。道があれば、自然と足が進みます。無駄にさまよわなくてもいいし、不安も少ない。そう。コンセプトを持つと、人生の不要なノイズを消し、選択をシンプルにし、行動を加速させることができるのです。キョロキョロと心配そうに立ち止まるのではなく、グイグイと大手をふりながら歩くことができる。
【目次】
第1章 社会から浮くということ
ユニークな辛さ/世界を解釈しなおす/缶コーヒーのコンセプト/浮きたくない個人と浮きたい企業/1億総浮いている社会/なぜ私たちは浮きたくないのか/常識とは動的である/社会に水をさそう/(仮)理論
第2章 コンセプトの本質
優れたコンセプトの条件/独自性/方向性/物語性/普遍性/「高知家」というコンセプト/コンセプトの意義/コンセプトは芯でもある/常識を広げよう/ゆるスポーツ誕生!/コンセプト先輩
第3章 夢もいいけどコンセプトもね
夢はなにかと難しい/夢とコンセプトの違い/後悔の総量を減らす/私たちは流れに従いすぎてしまう/自由は後悔を生みやすい/息子は目が見えなかった/常識VS非常識/言葉の役割/浮きつづけるためにコンセプトはある
第4章 まずはモヤモヤを整理しよう
コンセプトをつくろう/被災地を救った「届け.jp」/言葉の3つの分類に気づいた日/時間はまっすぐな糸なのか/コンセプトカテゴリーを意識する/前向きな他責思考/モヤモヤを分類しよう/モヤモヤの対処法/社会は言葉不足である/ポジティブモヤモヤとネガティブモヤモヤ
第5章 モヤモヤをコンセプトに落とし込む方法
「コンセプトの方向性」を決める/コンセプトを言語化する/「掛け算法(言葉を掛け合わせる)」/軸ワードのみつけ方/「分解法(言葉を分解する)」/「大変」も分解できる/「穴埋め法(言葉を埋める)」/「ペアリング法(言葉をペアで考える)」/コンセプトは1本あればいい
第6章 コンセプトは借りてもいい
「縦の笑い」と「我と汝」/コンセプトをキャッチする方法/「モヤモヤさん」とうまく付き合う方法/ノープット時間をつくる/自由とは自分に由ること
第7章 コンセプトは軽やかに、しなやかに
遊びがいいコンセプトを生む/コンセプトに縛られない/言葉は必ず不完全である/言葉の発明家になろう/日々を、違和う/思考停止から思考ドライブへ/「浮く」は連帯のはじまり/世界の一部を引き受ける/コンセプトのあとに夢はついてくる/一寸先にひとすじの光を/あなたのコンセプトを見つけよう
内容説明
ユニクロの「LifeWear」、スターバックスの「サードプレイス」。名コンセプトには人を導く力があります。選択肢の多い現代、自分だけのコンセプトを持つことが、進むべき方向ややるべきことを知るための強力な後押しになります。
目次
第1章 社会から浮くということ
第2章 コンセプトの本質
第3章 夢もいいけどコンセプトもね
第4章 まずはモヤモヤを整理しよう
第5章 モヤモヤをコンセプトに落とし込む方法
第6章 コンセプトは借りてもいい
第7章 コンセプトは軽やかに、しなやかに
著者等紹介
澤田智洋[サワダトモヒロ]
1981年生まれ。コピーライター、世界ゆるスポーツ協会代表理事。幼少期をパリ、シカゴ、ロンドンで過ごした後、17歳で帰国。2004年、広告会社入社。映画「ダークナイト・ライジング」、高知県などのコピー、東京2020パラリンピック閉会式のコンセプトを担当。2015年にだれもが楽しめる新しいスポーツを開発する「世界ゆるスポーツ協会」を設立。これまで100以上の新しいスポーツを開発し、25万人以上が体験。また、誰もにやさしいファッション「裏表のない世界」、ボディシェアリングロボット「NIN_NIN」など、福祉領域におけるビジネスを多数推進(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。