ちくまプリマー新書<br> 自己肯定感は高くないとダメなのか

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ちくまプリマー新書
自己肯定感は高くないとダメなのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 192p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480685193
  • NDC分類 371.47
  • Cコード C0211

出版社内容情報

自己肯定感は、日々葛藤しつつ生きていくことで少しずつ高まるもの。成長途上の若者が自分はまだ未熟だなと思うのは自然な事。ほめたらのびるものではない。高校生の7割が「自分はダメな人間だ」と思うことがあるという。そもそもどのようにして測定されているのだろうか。その心理メカニズムを解明すると、何を鍛え、何を高めればいいのか、本当の自己肯定感を育む方法が見えてくる。

内容説明

「自分に満足している」と答える日本の若者の割合は約4割と欧米の半分以下。それはなぜなのか。そもそもどのようにして測定されているのだろう?心理メカニズムを解明すると、何を鍛え何を高めればいいのか、若者が成長するために大切にすべきことが見えてくる!

目次

第一章 自己肯定感っていう言葉を最近よく耳にする(自己肯定感を高めようという働きかけへの違和感;自己肯定感の低い自分はダメなのか? ほか)
第二章 日本の若者は自己肯定感が低いって言われるけれど…(国際比較によれば日本の若者の自己肯定感は極端に低い;ここで浮上する三つの疑問 ほか)
第三章 自己肯定感はどのように測定されるのか?(自己肯定感という言葉のあいまいさ;自己肯定感って何だろう? ほか)
第四章 ほめられても真の自己肯定感は高まらない(ほめる教育・ほめる子育て全盛の時代;欧米の親や先生はほめ上手と言うが… ほか)
第五章 ほんとうに大切なことに目を向けよう(ほんとうの自己肯定感とは?;自己肯定感の心理メカニズムは文化によって異なる ほか)

著者等紹介

榎本博明[エノモトヒロアキ]
1955年東京生まれ。東京大学教育学部教育心理学科卒業。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。心理学博士。川村短期大学講師、カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学大学院助教授等を経て、現在MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

28
本当の自己肯定感とは何か。その心理メカニズムを解明して、何を鍛え何を高めればいいのか、本当の自己肯定感を育む方法を探る1冊。昨今の自己肯定感を高めようという働きかけへの違和感は何なのか。国際比較で日本の若者は自己肯定感が低いと言われることに対する3つの疑問に、文化の違いからアプローチしていて、極めて主観的な自己肯定感は褒められたからといって高まるものでもなく、メタ認知が機能しなくなる、自己コントロール力が身につきにくいなどの弊害にも目を向けていて、短所を含めた自分に向き合っていく重要性を改めて感じました。2025/04/03

バーニング

7
同じちくまプリマーから去年刊行された『「叱らない」が子どもを苦しめる』とセットで読むと面白そうな一冊。自己肯定感、という主観的で曖昧なワードがなぜか教育現場に浸透して約20年が経過しており褒めることが症例されているが、この20年間にむしろ自己肯定感が低下傾向にあるというデータを提示するところがまずクリティカル。欧米と日本の文化的比較をやたら行うのはどうなのかなと思うが、自己肯定感の高低の国際比較にはあまり意味がなさそうなことはよくわかる。2025/03/27

Riopapa

5
日本人は自己肯定感が低いから、高めないとダメだという風潮を鵜呑みにしていた。メタ認知力を高めたり、習慣形成で自己効力感を高めるのが大事。自分も還暦近くなっても自己肯定感は低かったが、何となく安心した。2025/03/18

totuboy

5
榎本さんの主張は本当にその通りで、何を根拠に自己肯定感を高くしていかなければいけないのか、常日頃私も疑問に思っていた。なんでも「ほめる」一辺倒になってしまったのは、学校においては子供の背景にある過程、保護者の存在が大きい。社会全体で子供を厳しく、温かく育てていこうという空気がないから、いろんなところで破綻している。レジリエンスは本当に重要で、子供も小さなころから少しずつ失敗体験を積み重ね、その中でそれを乗り越えていく力をつけていかねばならない。転ぶ前に石を取り去ることは優しさではない。2025/03/09

oooともろー

4
世間でよく言われる自己肯定感への疑問。その通りとしか言えない。2025/03/17

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