出版社内容情報
アウェイの世界に飛び込むこと、教員を活用すること――約80人の大学生の語りと理論から導いた、大学4年間を無駄にしないためのたった2つの成長の条件。
内容説明
約80人の大学生の語りから導いた、4年間を無駄にしない成長の条件。大学進学率が6割を超え、大学も学生も多様化している現代において、本書はすべての大学生の指針になる「学び方」を伝えます。キーワードは「アウェーの世界に飛び込む」と「教員の活用」のたった2つです。
目次
プロローグ
第1章 6人の物語―それぞれの4年間
第2章 6人の物語を整理する
第3章 アウェイの世界に飛び込む―成長の条件“その一”
第4章 教員を活用する―成長の条件“その二”
第5章 学(校)歴の効果をどう読むか
エピローグ
著者等紹介
濱中淳子[ハマナカジュンコ]
1974年生まれ。東京大学大学院教育学研究科総合教育科学専攻博士課程修了。博士(教育学)。リクルートワークス研究所、独立行政法人大学入試センター研究開発部、東京大学高大接続研究開発センター教授などを経て、早稲田大学教育・総合科学学術院教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ブルーツ・リー
3
「上げすぎ」という感じ。 エリート大学に行って、かつ、四六時中学び、かつ、自ら積極的に動き、かつ、アウェイの環境に身を置くことを良しとする書で、仮に、この理屈が正しかったとして、実行できる学生は、日本人のうちのほんの一握り。 問題点もあり、ゆっくりしたり考え事をする時間を悪いもののように書いてしまっているが。例えば文学をやろうと思えば、その辺りも必要な時間となってくる。 どうも、著者自身が、エリート街道まっしぐらで、それ以外の景色が見えていないのではないか。 アウェイの世界を見てきて欲しいものだ。2025/03/26
Riko
3
毎年毎年、それなりの人数の新卒者と数カ月接するわけですが、大学生って何してるんだっけ(私にとって遠い昔や…)と思ったり。図書館本。2025/03/16
トト
3
今や日本の大学進学率は6割にのぼる。個人の事情にもよるだろうが、希望すれば大学進学はできるということ。ただ入学して卒業しただけでは意味がなく、どう過ごしてきたかが問われる時代であり、そのヒントについて書かれている。大まかに言うと、経験のした事の無いアウェイの世界に飛び込めば、刺激を受け、広い視野、知識、知恵を身につけ、成長できる。早い段階で教員と交流すれば、ヒントを貰いやすくなり、広く深く学ぶことが出来る。大学は多種多様な人がいて、それを活用できる場。せっかくのチャンス、積極的に活動しましょう、という話。2025/03/13
Go Extreme
2
大学での学び:知的探求 自己成長 批判的思考 主体性 研究 創造力 挑戦 継続的学習 多様性受容 学びの習慣 実践知識 知識統合 教員との関係:対話 指導 問い直し 理解深化 知識拡張 学問的関心 支援 自律支援 学びの伴走 問題提起 価値の発見 学びの環境:心理的安全性 キャリア影響 学生交流 学問の自由 成長機会 課外活動 研究ゼミ 自己選択 社会参画 知的刺激 組織適応 役割理解 挑戦と成長:経験学習 問題解決力 責任意識 アウェイ体験 価値観形成 教育改善 学びの多様性 未来展望 柔軟性 実践機会2025/03/10
もももあい
1
手段としての問、目的としての問、計画的偶発性2025/02/28