出版社内容情報
私は被差別部落に生まれた。
自らの出自を考えずに自由に生きることこそが、
部落問題の解決ではないか。
そう考える著者がたどりついた地平は――。
被差別部落のみならず、あらゆる差別を考える一冊。
たまたま被差別部落に生まれたために、部落問題についてあれこれ思い悩んだ半世紀。記者として取材した差別、共同体の過去・現在・未来、今こそ語りあかす。
内容説明
自らの出自を考えずに自由に生きることこそが、部落問題の解決ではないか。そう考える著者がたどりついた地平は―。被差別部落のみならず、あらゆる差別を考える一冊。
目次
第一章 Firstly 最初は―出会いと不安(出身地は「差別されてきた地域」;「エタ・非人」は私に関係があるのか? ほか)
第二章 Then それから―記者、学芸員、ライター(世界中を見て回る夢;今しかできないことは何か ほか)
第三章 Afterthat そのあとは―食文化、同和利権、インターネット(『ホルモン奉行』/屠畜という仕事;恋人が食べてきたもの ほか)
第四章 Finally 最後は―被差別部落の残り方(本当の部落の姿;「こだわらない」は良いことなのか ほか)
著者等紹介
角岡伸彦[カドオカノブヒコ]
1963年、兵庫県生まれ。関西学院大学社会学部を卒業。神戸新聞記者などを経てフリーに。『カニは横に歩く―自立障害者たちの半世紀』(講談社)で第33回講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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