ちくまプリマー新書<br> 四字熟語で始める漢文入門

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ちくまプリマー新書
四字熟語で始める漢文入門

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684998
  • NDC分類 820
  • Cコード C0298

出版社内容情報

どうして読まない字や二度読む字があるのか? なぜひっくり返すのか? 独自の読み方に四苦八苦した人も多いはず。四字熟語を手がかりに、返り点や句形といった漢文を読むための基本的な知識を丁寧に解説、漢文の“なぜ”が分かるようになります。また、漢文はどれも大昔に書かれたものですが、現代に生きる私たちに引き付けて味わうことができるものがたくさんあります。本書では、なるべく多くの書物から題材を選んで紹介しています。その時代を知り、漢文の世界の面白さが伝わる一冊になっています。

内容説明

四字熟語を手がかりに、漢文の世界の扉を開けてみよう。骨太な歴史ドラマ、ド直球の人生論、奇妙な物語も!?やさしい文章から始めて少しずつ難易度を上げながら漢文を読み解くための基礎知識が習得できる!

目次

序章 送り仮名と返り点(漢文と送り仮名;返り点のしくみ)
第1章 今と変わらぬ人間模様(自己満足は別れの始まり―意気揚揚(史記)
完璧な名人の意外な弱点―百発百中(戦国策) ほか)
第2章 偉人たちの鋭い一言(大事件には前兆がある―一朝一夕(易経)
大成功の落とし穴―金玉満堂(老子) ほか)
第3章 それぞれの責任のとり方(フリーランスの政治家―余裕綽綽(孟子)
ソロが苦手な音楽家―南郭濫吹(韓非子) ほか)
第4章 摩訶不思議な物語(天才画家の超絶技巧―画竜点睛(歴代名画記)
天女の服の秘密―天衣無縫(霊怪録) ほか)

著者等紹介

円満字二郎[エンマンジジロウ]
1967年、兵庫県西宮市生まれ。大学卒業後、出版社で国語教科書や漢和辞典などの担当編集者として働く。2008年、退職してフリーに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さとうしん

13
細かいアラはありそうだが、漢文入門として取っつきがよい。関係する文献の一部分、一文だけ取り上げているのもミソで、全体を通して読もうとする気にさせてくれる。四字熟語の出典は書名だけでなく篇名まで挙げてくれるとなお良かったが。2024/12/12

Nobu A

10
円満寺二郎著書初読。24年刊行。購入した理由は漢検受験の為。難易度が高い漢字、特に漢字熟語、とりわけ四字熟語の習得促進になるかなと。でも甘かった。本書自体の内容は悪くない。幾つかの四字熟語を紹介しながら漢文を指南。学生時代苦手ではなかったが、あまり得意でもなかったのを思い出した。しかし「道聴塗説」「城狐社鼠」「盤根錯節」「南郭濫吹」「暴虎標馮河」等、既に知っているものばかり。前半三つは漢検準1級、後半二つは漢検1級レベル。各熟語の成り立ちや隠れた話は興味深かったが、まあコツコツ勉強しろってことなんだろう。2025/05/13

あゆお

10
漢文が好きなので手に取りました、今の勤務校では古典をじっくり学習させる余裕はなく…ここに書いてあるような話を生徒にできるのはあと何年先だろう…?いやもしかしたらそんな日は来ないのではないか…?と思ってしまったけれど、それならそれで自分のために漢文を勉強したいと気持ち新たに。今月はまあまあ本を読めていて嬉しい2024/12/18

artillery203

7
「四字熟語で始める漢文入門」四字熟語をスタートとして、関連する漢文を簡単な文法解説とともに読み解くスタイル。これまで読んだ漢文入門の中でも一二を争う取っつきやすさ。「漢文て面白い!」と素直に感じさせてくれる。2024/11/27

shimashimaon

5
『明治政治史』には当時の文章(大久保利通の日記など)が原文で収録されていますが、いずれも漢文混じりのため読むのに苦労しています。また、荻生徂徠など江戸時代の教養を学び修養に活かしたいと考えており、きちんと漢文の勉強をしたいと思っています。本書はうってつけでした。レ点と一二点しか知らなかったのですが、一二三点と上下点を知ることができました。「未」や「当」の再読文字も学べて吉。何よりも「史記」や「易経」といった古典から例文を引いていて、とても面白かったです。これからも漢文を発展的に学んでいきたいと思います。2025/06/08

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