出版社内容情報
地図を取り巻く環境はデジタル化で激変した。様々なタイプの地図を正しく読み解くだけではなく、情報発信/課題解決のツールとして使いこなすための入門書。
内容説明
地図を取り巻く環境は、近年のデジタル化で激変した。様々なタイプの地図を正しく読み解くだけではなく、情報発信/課題解決のツールとして使いこなすための新しい入門書。
目次
第1章 地図でつながる人と世界(可視化手段としての地図;地理空間情報と地図 ほか)
第2章 作り手と世界をつなぐ―地図作成の舞台裏(地図が表すもの;記号の宝庫としての地図 ほか)
第3章 読み手と世界をつなぐ―メディアとしての地図(地図の読み手のリテラシー;地図にだまされない方法 ほか)
第4章 アナログとデジタルをつなぐ―地図のIT革命(デジタル化が広げた地図利用;アナログ地図からデジタル地図へ ほか)
第5章 課題解決につながる地図―地図リテラシーの応用(地図リテラシーと空間的思考;文系・理系をつなぐ地図 ほか)
著者等紹介
若林芳樹[ワカバヤシヨシキ]
1959年佐賀県生まれ。広島大学大学院文学研究科地理学専攻博士課程後期単位取得退学(1986年)、博士(理学)(1993年)。現在、東京都立大学都市環境学部地理環境学科教授。国際地図学協会(ICA)ユビキタスマッピング専門委員会委員長。専攻は、行動地理学、都市地理学、地理情報科学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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魚京童!
16
超絶つまらなかった。当たり前のことを書いてあるだけ。わかりやすくもないし、面白くもない。何がしたいのかわからなかった。地図は何がしたいのかはっきりしているのに、地図を作る過程で何かが抜け落ちてしまったようだ。大変残念である。2023/04/12
てり
2
デジタルで大きく変わった地図利用について、地図リテラシーの啓蒙といった感じの本。まずまず参考になりました。2023/03/22
zhiyang
1
言われてみればデジタルメディアの登場で地図は大きく変わったし、表現できる内容も全然違うものになった。メルカトル図法の「嘘」は度々わだいになるけれど、情報をどう整理して、世界をいかに認識させるかという技術が地図なのだと考えさせられた。凹凸を表現した地図でも、光源の位置が変わると地図の内容も違って見えるなど、細かい点でも普段使っている地図には工夫と作為がある。主題図なんかはまさにそうだろう。毎日のように何も考えずに使うものだからこそ、実はもっと意識的に見るべきものなのかもしれない。2022/05/20
ftoku
1
素人ながら主題図を描くことが結構あるのだけど、尺度に応じた表現方法選択や測地系及び投影法の選択など気をつけようと思った。2022/02/25
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