出版社内容情報
ベストセラー『ヘミングウェイで学ぶ英文法』著者が贈る、語彙・文法・音読・リスニング……ことばの「基礎体力」の鍛え方。英語学習を始める前にまずはこの本!
内容説明
英語の学習は、「基本」をコツコツやるしかない…。でも、どうやって?勉強の仕方って意外とわからない。ことばの「基礎体力」をつける効果的な方法を身につけ、スピーチを読むことで、英語を楽しめる自分になろう。
目次
1 英語の「基礎体力」をつける(ことばを学ぶ土台づくり;語彙の学び方を身につける;文法の学び方を身につける;音読とリスニング;英語の「かたち」を見抜くトレーニング8題)
2 スピーチの英語を読む(一文ずつ丁寧に読んでみる;文章の流れを意識して読む)
著者等紹介
倉林秀男[クラバヤシヒデオ]
杏林大学外国語学部教授、博士(英語学)。専門は英語学、文体論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nobu A
13
読了済みの「オスカーワイルド・・・」と「ヘミングウェイで学ぶ英文法」シリーズの著者の英語学習指南書。21年刊行。前半は語彙習得、文法理解、聴解力を軸にした学習方法。後半はエマ・ワトソンの2014年に国連で行ったスピーチを題材にした学習教材。市販の単語帳の類型化や推薦本があり、纏まっている印象。他方、インプット→インテイク→アウトプットの流れを大事にするなら、4技能のライティングを抜きしている点が解せない。まあ、ライティングは教師の推敲なしに上達は不可能に近いし。テーマから逸脱した後半は誌面稼ぎ感有り有り。2023/03/19
Nwshina
12
二時間十分ほどで読了。英文を分解し、解説した本。参考書とか単語帳の選び方とかについても述べていて結構優秀。去年発行なので情報はあまり古くも無い。ただこの解説を読むには手元に英和辞典を置いた方がいいと思う。英語に自信があっても一応なのだ。中学や高校などの英語学習を修了して尚且つ学習内容を把握してないと理解しにくいかも?でも僕としては好き。『毎日触れている日本語であっても様々な場面で困難に直面しますので、外国語ができるようになることはとっても大変なことなのです』…丁寧でいい。ちょっと齧った方へ、英語の解剖書。2022/02/10
ほし
10
今年は英語の勉強を頑張ろうと思い、まずはこの本を一気読み。語彙や文法をしっかり学んだうえで音読をすることの大切さが語られていましたが、それ以上に大事なのはとにかく継続することであると、本書を読んで改めて痛感しました。いかに学習のリズムをつくり、習慣化できるか。頑張ってみようと思います。2024/01/28
belier
8
英語の勉強方法の仕方から、英文の読み方まで高校生など若い人向けにやさしく説明した本。この著者ならではの切り口で説明がなされているので、古い人間が読んでもためになった。とくに第5章のエマ・ワトソンのスピーチの解説。前に聴いてわかった気になっていたが、一文ずつ丁寧に読み、詳しく説明してもらうとやはり学ぶ余地があるものだ。2022/01/24
春色
6
中高生向けの外国語学習法を伝える本。前半は文法や語彙学習の重要性を解いている。英語の基礎体力をつけましょう、と。実際に教えていると筋トレ的な練習を軽視する生徒は多いように感じるが、家庭学習指導を丁寧にすべきだなと再確認。後半はエマワトソンの国連スピーチを題材として、問いを設け、解説が加えられている。投げ込み教材としても使えそう。2023/03/04
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