ちくまプリマー新書<br> はじめての精神医学

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ちくまプリマー新書
はじめての精神医学

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  • サイズ 新書判/ページ数 208p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480684110
  • NDC分類 493.7
  • Cコード C0211

出版社内容情報

うつ病、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害――さまざまな精神疾患の症状や治療法を広く見渡し、さらには「そもそも精神医学とは何か」までを考える。

内容説明

うつ病、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害…さまざまな精神疾患の具体的な症状や治療法を解説。さらには「精神医学とは何なのか」、「精神医学に何ができるのか」までを問いなおす。

目次

第1部 今の精神医学はどうなっているのか(こころの病気はひとつではない;自閉スペクトラム症、知的能力障害、注意欠如・多動症;統合失調症、双極性障害、うつ病;不安症、強迫症;心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害、解離性健忘、身体症状症 ほか)
第2部 精神医学とはそもそも何なのか(精神医学とは対人援助である;精神医学の守備範囲「外」;精神医学の守備範囲を考える;病気と医療の関係;精神医学はどこを目指すべきか)

著者等紹介

村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。専門は臨床精神医学一般、行動神経学、高次脳機能障害の臨床。マックス・プランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

molysk

62
こころの病気とはどういうものか。精神医学は、精神の不調をひとまとめとせず、複数の病気に分類して、それぞれの病気に応じた治療に取り組む。本書の前半は、統合失調症、うつ病、適応障害、PTSDといった代表的な病気を紹介する。本書の後半は、精神医学とはそもそも何なのかを問う。精神医学とは、対人援助にかかわる専門分野の一つである。これが筆者の意見だ。人を助けることは、日常的な気づかいや、福祉だけではない。心に不調を感じる人に、専門知識を持つ精神科医だからできる援助。一見、漠然とした定義だが、的を射た意見とも感じた。2022/01/29

ぱるる

26
 若い人向けに書かれた本だけど、年を重ねた者にも精神医学の概要がよく分かり、とても参考になる良い本だ。  病気に対する偏見のせいでなんとなく怖く厄介な病気という印象があるが、多くの人が正しく理解して、当事者が生きやすい社会になると良いと思う。2021/12/30

とも

14
本書は精神医学という専門分野の全体像を伝えることを目的としている。DSM-5について概要を学べると同時に精神科医が患者や疾患にどう向き合おうとしているのか知ることができ、とても参考になる。精神医学がどうあるかは社会がどうあるべきかということに深く関係している。個人としての問題だけでなく属する社会や共同体のあり方で変わること、できることがある。そうした目線は絶えず持っておきたい。人のこころは目で見えないから相互に誤解や偏見が生まれてしまうこともある。正しく理解をするための知る作業はこれからも必要だと感じた。2022/04/10

かんがく

11
精神疾患と精神医学に関する入門書。一章では一括りにされがちな様々な心の病を分類し、二章では精神医学の社会的な役割を分析する。「境界」という概念が一つの鍵になるなという感想。2023/08/01

11
語り口の優しい、精神医学のいわば「パンフレット」といえる。ちくまプリマー新書はこの手の本を書かせると本当に一級だと感じる。本書は細かな治療や対応ではなく、現時点での精神医学に関わる疾患(うつとか統合失調症とか発達障がい等)の概要を極めて平易に記している。病んでから調べる本ではなく、心に病を感じる場面があった際にふと思い出す為の「一般教養」といえる内容だろう。本書が浸透し、心の病に対する世間のハードルがより下がり一般化されることを心から祈る。2022/08/20

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