出版社内容情報
うつ病、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害――さまざまな精神疾患の症状や治療法を広く見渡し、さらには「そもそも精神医学とは何か」までを考える。
内容説明
うつ病、統合失調症、認知症、パーソナリティ障害…さまざまな精神疾患の具体的な症状や治療法を解説。さらには「精神医学とは何なのか」、「精神医学に何ができるのか」までを問いなおす。
目次
第1部 今の精神医学はどうなっているのか(こころの病気はひとつではない;自閉スペクトラム症、知的能力障害、注意欠如・多動症;統合失調症、双極性障害、うつ病;不安症、強迫症;心的外傷後ストレス障害(PTSD)、適応障害、解離性健忘、身体症状症 ほか)
第2部 精神医学とはそもそも何なのか(精神医学とは対人援助である;精神医学の守備範囲「外」;精神医学の守備範囲を考える;病気と医療の関係;精神医学はどこを目指すべきか)
著者等紹介
村井俊哉[ムライトシヤ]
1966年大阪府生まれ。京都大学大学院医学研究科修了。医学博士。専門は臨床精神医学一般、行動神経学、高次脳機能障害の臨床。マックス・プランク認知神経科学研究所、京都大学医学部附属病院助手などを経て、京都大学大学院医学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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