ちくまプリマー新書<br> はじめてのニュース・リテラシー

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ちくまプリマー新書
はじめてのニュース・リテラシー

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  • サイズ 新書判/ページ数 224p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480683984
  • NDC分類 007.3
  • Cコード C0200

出版社内容情報

フェイク、陰謀論、偏向、忖度、感性のズレ――情報はなぜ歪んで/偏ってしまうのか。ニュースの作られ方から、信頼できる情報の見分け方までを平易に説く。

内容説明

誰もが情報発信できる現代、ニュースの“信用度”を的確に評価することは、さらに喫緊で重要な課題になった。ニュースの作られ方から陰謀論の構造までを精査する。

目次

第1章 誰もが情報発信する時代(一三〇年前の流言;新型コロナ感染拡大とインフォデミック ほか)
第2章 ジャーナリズムとは何か(人は生きるために「ニュース」を欲する;「メディア」とは何か ほか)
第3章 事実・捏造・偏向(「事実」とは何か;「事実」の乱立 ほか)
第4章 ニュースの作られ方(報道されること、報道されないこと;新聞制作の流れ ほか)
第5章 「陰謀論」と「不誠実な報道」(トランプ時代の「情報と人間」;「どの筋から圧力が?」 ほか)
おわりに―「正確な事実」をつかむために

著者等紹介

白戸圭一[シラトケイイチ]
1970年生まれ。立命館大学大学院国際関係研究科修士課程修了。毎日新聞社でヨハネスブルク特派員、ワシントン特派員などを歴任。2014年に三井物産戦略研究所に移り、欧露中東アフリカ室長などを経て、2018年から立命館大学国際関係学部教授。『ルポ 資源大陸アフリカ―暴力が結ぶ貧困と繁栄』(東洋経済新報社と朝日文庫)で2010年の日本ジャーナリスト会議(JCJ)賞受賞。京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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佐島楓

67
元新聞記者・現大学教員の著者が書いただけあり、特に新聞を中心としたマスコミの内情に詳しい。マスコミ志望の学生は、一読しておいて損はない。また、リテラシーというだけあって、活字メディア・映像メディアの特性の違い、どのようなスタンスで情報にあたればよいかといったことも記してあり、ネットニュースしか見る時間がないよ、というかたにこそ読んでいただきたいと思う。情報というのはあくまでもツールなのだから、踊らされてはならない。2021/03/27

けんとまん1007

55
すべての人が読むべき本。何が事実なのか・・・だけでなく、事実も、その切り取り方や集め方で、伝わるものが全く違ってしまうということ。やはり、一次情報にたどり着く、あるいは近づくこと。さらに、自分で考えて整理すること。この繰り返ししかない。2021/06/12

テツ

30
スマホが一台あれば誰でも容易く膨大な量のニュースにアクセスできてしまう時代において、流れ込んでくるそれらに対してリテラシーを保持し続けることの大切さは言葉にできない。コロナ禍の騒ぎの中、目にした情報の真偽も確かめずに一喜一憂する人間がこの世界には想像以上に溢れているんだなと改めて感じたけれど、調べることも考えることもせずに容易に流されるということがスタンダードなんだと思うと恐ろしいよな。真っ当な懐疑的なものの見方を意識的に育てていかないと、人の群れはいつかまた集団で流されて暴走してしまう。2021/09/04

kei-zu

26
本書は、情報の取捨選択の必要性と注意点を指摘する。 著者の新聞記者時代の経験を踏まえた、メディア比較も興味深い。新聞は一定量を定期的に刊行する必要から、情報を「集める」ことに注力しがちだという。黒川検事(当時)の賭け麻雀に新聞記者が同席したことが大きく非難を浴びたが、新聞報道「業界」の「常識」が世間と乖離していたことを週刊誌報道が明らかにした例だという。 一方で、自らも記者時代に権力に都合のよい報道に手を貸したのではという振り返りも冷静だ。 「ポスト・トゥルース」時代に、あらためて情報の意味を考えたい。2021/03/16

崩紫サロメ

25
ニュースの読み解き方を扱った入門書であるが、新聞記者であった著者(現在は大学教授)が実際、現場でどのようにニュースが作られるか、という具体的な例を通してニュースへの向き合い方を語っているところが面白い。黒川検事長の賭け麻雀に関して、新聞記者と週刊誌記者にとって、どのように情報を得るかという常識の違い(新聞記者にとっては対象に密着して個人的な関係を築き、内部協力者を得るのは世界的に常識だが、週刊誌記者にとってはそれがスクープとなる)など、ニュースの作られ方がわかりやすく語られている。良書。2021/05/14

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