出版社内容情報
本気で英語力を身につけたいのなら、全身全霊を傾け、「英語バカ」になることだ。自称「英語バカ」の著者の学びの道のりを追い「学ぶ方法」とその意味を考える。
内容説明
本気で英語力を伸ばしたいのなら全身全霊を傾け、「英語バカ」になることだ。自称「英語バカ」の著者の足跡を追いながら「学ぶ方法」と「学ぶ意味」を考える。
目次
第1章 アメリカ研究と英語教育
第2章 イマージョンの時代1―中学・高校時代
第3章 イマージョンの時代2―大学入学~大学2年
第4章 オムニボアの時代1―大学2年~大学卒業
第5章 オムニボアの時代2―研究生~大学院修了
第6章 リストラの時代―大学院修了以後
著者等紹介
横山雅彦[ヨコヤママサヒコ]
1964年兵庫県生まれ。京都外国語大学外国語学部英米語学科卒業。東京外国語大学大学院地域文化研究科博士前期課程修了。現在、関西国際大学国際コミュニケーション学部准教授。主な研究領域はアメリカ思想史、文明論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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yasunon
53
相性:★★★☆☆ 抜粋:「三角ロジック」と「英文法」という英語の「形式」を学ぶ。そして、ひたすら「オーディオ・リンガル」のパターン・プラクティスを繰り返すことで、学んだ「形式」の定着を図る。 所感:英語のハノンの横山先生の自伝。学生時代に辞書をボロボロにして、同じ物を5回買い直したエピソードがさらりと書いてあり、ハッとした。コツコツと積み重ねた努力、鍛錬で築き上げた英語力なのか。このところ、なかなか英語力が伸びないと悩んでいたが、圧倒的な努力不足なのだと痛感した。最愛の人々の最期の描写には涙腺がゆるんだ。2022/03/25
香菜子(かなこ・Kanako)
26
英語バカのすすめ ─私はこうして英語を学んだ。横山 雅彦先生の著書。好きこそものの上手なれということわざがあるけれどそれはどの分野にも言えること。本当の英語力を身につけたいなら英語バカになってただただ英語を追い求めること。英語バカになれれば英語力は身につく。私は自他共に認める読書バカ、本バカ、活字バカ。読書バカ、本バカ、活字バカであることでいつか何かの能力が花開くことがあればいいけれどその兆しはありません。読書バカ、本バカ、活字バカで自分が楽しければそれでいいのかも。2022/08/04
aloha0307
23
全身全霊英語を学ぶとはこういうことか...横山さんとはほぼ同年齢のため、昭和での英語コンテンツの少なさ&低品質は全く同感です。発足したてのTOEIC その対策本は当時2つしかなかった(しかも、マイナー出版社で解説、スクリプトは無し!) 朝日出版社の最新英語口語辞典~あー懐かしい これ画期的でした✿ 横山さんはこれを読み込んで暗記しボロボロにして4回買い替えたそうです❣ 英検1級・TOEIC満点 はプロの入り口に過ぎず...その通りかもしれません✿2020/09/27
kubottar
22
ここまで1つのことに没頭できるのかと驚きます。好きこそものの上手なれとはまさにこのこと。2020/06/26
RmB
18
何かを極めようと思えば「バカ」と呼ばれるほどハマる時期が必要なんだと思います。それを努力とか一生懸命と呼ぶんでしょうけど、いつの間にかそれがカッコ悪いことになってしまっている。だから巷に溢れる英語教材の売り文句が「ラクラク身につく」とか「知らず知らずのうち」なんてものばかりのものになっているのでしょう。本書を読めば、そんな言葉が嘘であることがわかります。2020/06/25
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