出版社内容情報
日本の歩みは、いつの時代も中国の圧倒的な影響下にあった。両国の長く複雑な関係性を一望することで、歴史の本当のありようを浮き彫りにする。はじめての通史!
内容説明
私たちは何者なのか―。日本の歩みは、いつの時代も世界的大国・中国の圧倒的な影響下にあった。両国の長きにわたる複雑な関係性を通して見ることで、歴史の本当のありようが浮かび上がる。国家の誕生から東アジアの覇権を争った近現代まで、一気に駆け抜け、やさしく愉快に説き明かす。
目次
第1章 国家の誕生(中国文明とは何か;中国古代統一国家の成立 ほか)
第2章 唐風と宋風―平安時代・鎌倉時代(遣唐使時代の終わりとその後の東アジア;唐風と国風 ほか)
第3章 朝貢から進攻へ―室町・織豊時代(朝貢冊封体制の理念;明の登場と朝貢外交の復活 ほか)
第4章 狭い窓口、深い関心―江戸時代(武家政権とその長の名称のこと;海禁の時代へ ほか)
第5章 あこがれから軽蔑へ―近現代(近世東アジア海域の三つの類型;教育勅語の思想背景 ほか)
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