出版社内容情報
本とは、世界の秘密へと通じる扉の鍵を、私たちに与えてくれるもの。いったいどんな読書をすれば、そこに辿りつけるのか? あなただけにこっそり教えます。
内容説明
本とは、世界の秘密へと通じる扉の鍵を与えてくれるもの。そして、あなたの身体の一部となり、将来をも変えるような決定的な力をもつもの。でも、いったいどんな読書をすれば、そこに辿りつけるのか?10代のいましかできない読書方法をこっそり教えます。
目次
第1部 世界と自分(孤独を学ぶ―ポール・オースター『幽霊たち』;だからよく考えるように努めよう―パスカル『パンセ』;悲しみを歌う―中原中也「詩集」;未完成な生を生きる―矢内原伊作『ジャコメッティとともに』)
第2部 君のために(死んではいけない―ヴィクトール・フランクル『夜と霧』;性とはなにか―村上春樹『ノルウェイの森』;No‐man’s‐landに立つ―バレンボイム/サイード『音楽と社会』)
第3部 いろとりどりの世界(世界の起源を問う―スティーヴン・ホーキング『ホーキング、未来を語る』;世界をふたたびつくりあげる―アーシュラ・K・ル=グウィン「ゲド戦記」;野生のまなざしを学ぶ―檀一雄『檀流クッキング』)
著者等紹介
小林康夫[コバヤシヤスオ]
1950年、東京生まれ。表象文化論、現代哲学が専門。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。パリ第10大学博士号取得。東京大学名誉教授、青山学院大学特任教授。2003年にはフランス政府より「パルム・アカデミック(教育功労賞)」シュヴァリエを授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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