ちくまプリマー新書<br> 謎解き 聖書物語

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ちくまプリマー新書
謎解き 聖書物語

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  • サイズ 新書判/ページ数 240p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784480683373
  • NDC分類 193.1
  • Cコード C0216

出版社内容情報

旧約聖書につづられた物語は史実なのか、フィクションなのか? 最新の考古学的研究をもとに謎に迫り、聖書の全容を楽しく学ぶ。旧約聖書につづられた物語は史実なのか、それともフィクションなのか? 最新の考古学的研究をもとに謎に迫りながら、流れを一望できる聖書入門の決定版。

長谷川 修一[ハセガワシュウイチ]
著・文・その他

内容説明

ノアの方舟、バベルの塔、出エジプト…旧約聖書の有名な物語の数々。それは本当に起こったことなのか?それともたんなるフィクションに過ぎないのか?最新の考古学的知見を用いながらひとつひとつ明らかにする。旧約聖書の物語がこれ一冊でわかる!

目次

第1章 アダムとイブ―人類誕生の謎(ミトコンドリア・イブ;選集としての『旧約聖書』 ほか)
第2章 ノアの方舟―試行錯誤する神(神は悪を許しているのか;義人ノア ほか)
第3章 バベルの塔―文明へのまなざし(魔天楼;象徴としての魔天楼 ほか)
第4章 出エジプト―それは本当に起こったのか?(エクソドス;エジプトに住むイスラエル人たち ほか)
第5章 ダビデとゴリアテ―永遠のヒーロー誕生(ダビデ像;サウルの失墜 ほか)

著者等紹介

長谷川修一[ハセガワシュウイチ]
1971年生まれ。立教大学文学部准教授。筑波大学大学院博士課程単位取得退学。ハイデルベルク大学(ドイツ)神学部博士課程に学び、テル・アビブ大学(イスラエル)大学院ユダヤ史学科博士課程修了。専門はオリエント史、旧約学、西アジア考古学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

58
果たして史実か。ひとつの民族が長い歳月をかけて伝承してきた物語には、さまざまなヴァリエーションが生まれるし、お互いに矛盾も生じる。「出エジプト」という事件も、世界史の教科書に取り上げられているにもかかわらず、史実である証拠は何も見つかっていないという。中国の場合もそうだが、古代から伝えられた書物を歴史研究に使うには、非常に慎重な態度が必要だと感じた。2019/01/05

trazom

22
ヤングアダルト向けの「ちくまプリマ―新書」で、どんな謎解きが行われるのかと興味を持って手にした。対象は「アダムとイブ」「ノアの方舟」「バベルの塔」「出エジプト」「ダビデとゴリアテ」という旧約聖書の定番。旧約聖書は、複数の異なった伝承物語を集めて編まれたものであるから、多くの矛盾に満ちていることが、具体例を挙げて説明されている。殆どが、周知の内容で目新しさはないが、ただ、登場人物の武装を細かく並べ上げるゴリアテの描写が、平家物語の「敦盛の最期」の描写と同じだという著者の指摘は、新鮮だった。2019/02/08

bapaksejahtera

11
高校生向けに旧約聖書の様々を考古学を始めとする歴史学的知見から説いた本で、優しい文体で書かれている。ユダヤ教史等について些かの読書歴があるので既知の事項が多く通読を迷ったが、創世記や出エジプト記などに絞って、その記載の類似事項の頻出とその間の矛盾等、歴史学の成果を基に推測を加えて飽きさせなかった。こういう本を50数年前に読んでいればと思った。但しモーゼとエジプトなど幾つか論じて欲しかった事項も多い。著者の中公新書を読んだほうが良かったのだろうが、秦剛平氏のキリスト教論の方が皮肉が多く、私の好みではある。2021/10/05

Minamihama

11
「出エジプト記」は歴史的事実ではなかった、と言っています。 彼はまた、日本の高校の歴史教科書でさえ、エジプトからのモーセのこの出発を歴史的事実として書いていると言います。 「「出エジプト記」は古代人によって作られた物語である」という事実は最近発見された事実です ヨーロッパ社会においてさえ、聖書が神の言葉を記録した本ではなく、歴史的文書として研究されるまで、出エジプト記は歴史的事実であると信じられていました。 日本では、第二次世界大戦前には、日本の神話は歴史的事実であると人々に教えられていました。2020/02/22

kuchen

8
「ノアの方舟」、「出エジプト」など、『旧約聖書(欧米ではヘブライ語聖書との言い方も定着してきているとのこと)』の有名な五つの物語について解説。史実や別バージョンなどと照らし合わせて考察されている。なんといっても『旧約聖書』の力について語る「エピローグ」がよい。民族の精神的支えとしての力、文学や芸術作品に与えた影響、聖典としての多大な威力。そして、その時代の人々の営みに思いを馳せて欲しいと語る。誠実な研究姿勢が好ましい。内容も平易で、『旧約聖書』の位置付けが分かる。2020/08/09

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