学芸文庫タ  63- 1<br> 武器と農具の江戸時代

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学芸文庫タ  63- 1
武器と農具の江戸時代

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p
  • 商品コード 9784480513533
  • Cコード C0121

出版社内容情報

豊臣秀吉の「刀狩り」により、すべての武器が没収され、民衆は武装解除されたといわれている。その後、江戸時代は平和となり、武器は必要とされなくなった。しかし、百姓は取り締まりからのがれて、鉄砲を所持し、使っていた形跡があったのである。生き物への慈愛を謳った綱吉、鷹狩りを復活させた吉宗。度重なる不作の危機のなか、なぜ、百姓は鉄砲を必要としたのか。鳥、猪、鹿などの獣との関わり、農耕の営みなど、百姓が自然といかに向き合ってきたのかを描いた『鉄砲を手放さなかった百姓たち』を、改題増補を加えた一冊。


【目次】

はじめに――鉄砲を手にした百姓



第1章 鉄砲改めの始まり――家綱政権(一六五一~一六八〇)

1刀狩りの真実

2将軍と鷹

3鉄砲改めとは

4使い続けるために

5銃規制の原点



第2章 生類憐みのかげに――綱吉政権(一六八〇~一七〇九)

1見直される生類憐み

2紙玉の威力

3殺生厳禁の風潮に染まって

4憎悪を強める百姓



第3章 復活した鷹場とともに――享保の改革(一七一六~一七四五)

1鷹将軍・吉宗

2激減していた鳥

3大岡忠相の登場

4関東を鳥の禁猟区にして

5形式だけの鉄砲管理



第4章 暗躍するアウトロー――大御所時代(一八三七~一八四一)

1アウトローの出現

2出まわっていく鉄砲

3改革組合村が主体となって

4追認された隠し鉄砲



第5章 上知令とあわせて――天保の改革(一八四一~一八四三)

1庶民の敵・忠邦

2事務処理に追われる大目付

3改革を成功させるために

4忠邦の改革プラン



終章 鉄砲を選んだ百姓

1荒廃していた山間部

2移動していく獣

3雑木林を拠点に荒らす獣

4百姓にとって鉄砲とは



おわりに――“武器”から“農具”へ



補論1新たな刀狩り論へ

補論2日本人は銃とどのように向き合ってきたのか

――銃社会日本の歴史



文庫版あとがき

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