出版社内容情報
哲学とは、言語の限界に突き当たってできた思考の瘤を取り除くことである。ウィトゲンシュタイン哲学の核心にふれる、定評ある入門書の増補完全版!
【目次】
内容説明
哲学とは、言語の限界に突き当たってできた思考の瘤を取り除くことだ。哲学者のつとめは、自らがこうした瘤や病気をもっていることを自覚しながら、それを治療することにある。ウィトゲンシュタインの哲学は、著述の特異なスタイル、そして彼の人柄と切り離すことができない。本書は、理論への誘惑を退け、思考の陥る悪癖を断ち切ろうとするウィトゲンシュタインの粘りづよい思考を、主著『論理哲学論考』や『哲学探究』のみならず、膨大な遺稿や講義録にも分け入り、その数奇な生涯をたどりながら一望する試みである。その後の解釈論争や最新研究を踏まえ、増補を施した入門書の決定版!
目次
一九二九年
『論理哲学論考』とはどんな書物か(一)
『論理哲学論考』とはどんな書物か(二)
ウィーンからケンブリッジへ
否定の謎
像としての命題
語りえぬ事柄
再出発と破局
復帰までの道のり
ふたたびケンブリッジにて
現象言語
意味と検証
哲学とは何か
『哲学探究』まで(一)
『哲学探究』まで(二)
意味と理解
私的言語
数学の哲学
心理学の哲学
最期の日々
科学主義に抗して
二一世紀のウィトゲンシュタイン
著者等紹介
飯田隆[イイダタカシ]
1948年北海道生まれ。主に言語と論理にかかわる問題を扱ってきた哲学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程退学。熊本大学、千葉大学、慶應義塾大学、日本大学で教え、現在は慶應義塾大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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