ちくま学芸文庫<br> ジャポニスム―幻想の日本

個数:
  • ポイントキャンペーン

ちくま学芸文庫
ジャポニスム―幻想の日本

  • 馬渕 明子【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 筑摩書房(2025/08発売)
  • 読書週間 ポイント2倍キャンペーン 対象商品(~11/9)
  • ポイント 30pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2025年11月02日 07時31分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 401p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480513175
  • NDC分類 702.06
  • Cコード C0171

出版社内容情報

ジャポニスムは、19世紀後半から日本美術が西洋美術に影響を与えた結果生まれた現象である。西欧の「ものの見かた」まで揺さぶったという点でも、文化史上重要な出来事だが、同時にヨーロッパが形成した日本のイメージは、彼らの欲望に基づいた異文化像として作られたものであることは疑いを入れない。本書は、ジャポニスムの定義から起こして、印象派・ウィーン分離派ほか多数の作品や当時の評論をもとに、日本美術が与えたインパクトとその意味を詳細に解説する。ヨーロッパで成立した西洋美術史を「一つの価値観」として相対化することもできるようになる犀利な論集。絵画図版多数。


【目次】

1 ジャポニスムとは何か  序にかえて

2 ジャポニスムと自然主義

3 モネの《ラ・ジャポネーズ》をめぐって  異国への窓

4 A travers  モネの《木の間越しの春》をめぐって

5 モネのジャポニスム  自然と装飾

6 ゴッホと日本

7 クリムトと装飾  ウィーンにおける絵画のジャポニスム

8 葛飾北斎とジャポニスム…………

主要参考文献

ジャポニスム関連年表

文庫版自著解説 「ジャポニスム」は理解されてきたか?


内容説明

ジャポニスムは、19世紀後半から日本美術が西洋美術に影響を与えた結果生まれた現象である。西欧の「ものの見かた」まで揺さぶったという点でも、文化史上重要な出来事だが、同時にヨーロッパが形成した日本のイメージは、彼らの欲望に基づいた異文化像として作られたものであることは疑いを入れない。本書は、ジャポニスムの定義から起こして、印象派・ウィーン分離派ほか多数の作品や当時の評論をもとに、日本美術が与えたインパクトとその意味を詳細に解説する。ヨーロッパで成立した西洋美史を「一つの価値観」として相対化することもできるようになる犀利な論集。絵画図版多数。

目次

1 ジャポニスムとは何か―序にかえて
2 ジャポニスムと自然主義
3 モネの《ラ・ジャポネーズ》をめぐって―異国への窓
4 A travers―モネの《木の間越しの春》をめぐって
5 モネのジャポニスム―自然と装飾
6 ゴッホと日本
7 クリムトと装飾―ウィーンにおける絵画のジャポニスム
8 葛飾北斎とジャポニスム

著者等紹介

馬渕明子[マブチアキコ]
神奈川県生まれ。東京大学大学院、パリ第四大学大学院博士課程。東京大学助手、国立西洋美術館主任研究官を経て、日本女子大学教授、国立西洋美術館館長を歴任。現在、日本女子大学名誉教授、公益財団法人西洋美術振興財団理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

眉毛ごもら

1
近代の西洋絵画も浮世絵も好きなので買ってみた。風景画とか花鳥画とかが西洋絵画に無かったというのは改めて思い出すと確かに少ないなと寓意とか宗教画とかになるのか。ちゃんとした工房が絵をそのままパクった作品出してて著作権フリーダムな時代を感じる。エキゾチックだったんだろう。ゴッホが日本に行きたがったが行けず亡くなったの可哀想だなと思っていたが、これを読む限りゴッホの日本への憧れが楽園を夢見るていたようなのでリアル日本をその目で見て幻滅されなくてよかったなという想いに変わった。日本美術ボロカスになってた頃だし…。2025/09/30

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22762915
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品