出版社内容情報
大河ドラマ「べらぼう」ファン必見! 朋誠堂喜三二の『見徳一炊夢』をはじめ、蔦重が仕掛けた江戸時代のベストセラーを多数収録!
===
好評につき第四巻を刊行! 出版文化が熱気を帯びていた江戸時代中期の江戸では、蔦屋重三郎ら版元と作家との協業により、数多くの名作黄表紙が生み出された。本巻にはその中から厳選した16作品を収録。蔦屋重三郎が刊行し大田南畝が激賞した「夢オチ」の名作、朋誠堂喜三二『見徳一炊夢』。浦島太郎が乙姫の目を盗み鯉の遊女と浮気して生まれた人魚の奇天烈な人生(?)を描いた、同じく蔦重刊の山東京伝『箱入娘面屋人魚』。将来は正月が一年に三度あるようになる等のナンセンスな未来を描く蔦重・喜三二コンビの『長生見度記』──。江戸出版人たちの突き抜けた想像力をとくとご覧あれ!
【目次】
虚言八百万八伝
見徳一炊夢
大違宝舟
豆男江戸見物
花の御江戸
長生見度記
草双紙年代記
江戸春一夜千両
三筋緯客気植田
夭怪着到牒
箱入娘面屋人魚
九界十年色地獄
人間一生胸算用
再会親子銭独楽
人間一心覗替繰
仇報孝行車
内容説明
好評につき第四巻を刊行!出版文化が熱気を帯びていた江戸時代中期の江戸では、蔦屋重三郎ら版元と作家との協業により、数多くの名作黄表紙が生み出された。本巻にはその中から厳選した16作品を収録。蔦屋重三郎が刊行し大田南畝が激賞した「夢オチ」の名作、朋誠堂喜三二『見徳一炊夢』。浦島太郎が乙姫の目を盗み鯉の遊女と浮気して生まれた人魚の奇天烈な人生(?)を描いた、同じく蔦重刊の山東京伝『箱入娘面屋人魚』。将来は正月が一年に三度あるようになる等のナンセンスな未来を描く蔦重・喜三二コンビの『長生見度記』―。江戸出版人たちの突き抜けた想像力をとくとご覧あれ!
著者等紹介
棚橋正博[タナハシマサヒロ]
1947年生まれ。近世文学研究者。元帝京大学教授
深谷大[フカヤダイ]
1965年生まれ。近世文学研究者。早稲田大学演劇博物館招聘研究員
二又淳[フタマタジュン]
1969年生まれ。近世文学研究者。四川外国語大学准教授
長田和也[ナガタカズヤ]
1988年生まれ。近世文学研究者。公益財団法人五島美術館大東急記念文庫主任学芸員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



