出版社内容情報
アーサー王物語はここから始まった。ブリタニア王国建国から滅亡までの二千年を活写し、アーサー王や魔術師マーリンの事績を体系づけた壮大な偽史。
【目次】
内容説明
中世ヨーロッパを代表する騎士道物語として愛され、今日でも様々な文化芸術に大きな影響を与えつづけるアーサー王物語。その起点をなすのが本書『ブリタニア列王史』であり、『アエネーイス』の主人公であるアエネアースの子孫ブルートゥスが紀元前12世紀にブリタニア王国を建設してから、ブリトン人が追放されサクソン人による支配がはじまるまでの二千年近くに及ぶ歴史がダイナミックに物語られる。本書を通じてその生涯や事績がはじめて体系化されることとなったアーサー(アルトゥールス)王や魔術師マーリン(メルリヌス)らの活躍が鮮烈な印象を残す、ロマンス文学の先駆的古典。
目次
第一部 ブルートゥスのブリタニア建国
第二部 ローマ人が来寇するまで
第三部 ブリトン人とローマ人
第四部 コンスタンティヌス二世と三人の息子たち(1)
第五部 メルリヌスの予言
第六部 コンスタンティヌス二世と三人の息子たち(2)
第七部 ブリタニアのアルトゥールス王
第八部 サクソン人の支配とブリトン人の国外追放
著者等紹介
ジェフリー・オヴ・モンマス[ジェフリーオヴモンマス] [Geoffrey of Monmouth]
1100頃‐1154/55年頃。南ウェールズのグウェント地方にあるモンマス出身とされる。キリスト教の聖職者として活動するかたわら、ウェールズの伝承や史書などを自在に翻案し、アーサー王ロマンスの基盤となった『ブリタニア列王史』を執筆した
瀬谷幸男[セヤユキオ]
1942年、福島県生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科英文学専攻修士課程修了。北里大学教授などを歴任。現在は主に中世ラテン文学の研究・翻訳に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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