出版社内容情報
生態学に基づく瑞々しい自然描写で人々を魅了した環境運動のバイブルであり、「土地倫理」を提唱した環境倫理学の古典。解説 三嶋輝夫・太田和彦
内容説明
オークの年輪、ヤマシギのダンス、夏の川がつくるビロードの草地…。生態学的知識を携えて観察し、土地へのたゆまぬ愛と尊敬を捧ぐエッセイは、アメリカの自然をみずみずしく描き出して環境運動のバイブルとなった。同時に本書は、適切な自然管理・保護とはなにか、自然への感受性を高めるためにはどうしたらよいかといった課題にも対峙する。その答えを倫理に求め、共同体という概念の枠を土壌や水、植物、動物などを含む土地全体に広がる「土地倫理」を提唱した。ソローの著作と並び立つ環境倫理学の古典。
目次
1 砂土地方の四季(一月;二月;三月 ほか)
2 スケッチところどころ(ウィスコンシン;イリノイとアイオワ;アリゾナとニューメキシコ ほか)
3 自然保護を考える(自然保護の美学;アメリカ文化における野生生物;原生自然 ほか)
著者等紹介
レオポルド,アルド[レオポルド,アルド] [Leopold,Aldo]
1887‐1948年。米国アイオワ州生まれ。環境思想家、生態学者、自然保護運動家。イェール大学森林学部卒。アメリカ合衆国森林局森林官、ウィスコンシン大学教授、アメリカ生態学会会長などを歴任。晩年はウィスコンシン州に農場と小屋を購入して週末をすごした
新島義昭[ニイジマヨシアキ]
1938‐2024年。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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アナクマ
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