ちくま学芸文庫<br> 中国の思想

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ちくま学芸文庫
中国の思想

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  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480512659
  • NDC分類 122.02
  • Cコード C0110

出版社内容情報

孔子・老荘ほかの諸子百家や先賢の思想を伝える漢籍は、日本では客観的知識という以上に、「尊い教えを学ぶための古典」として信奉されてきた。また、近代人文学の対象となってからは、専門化・細分化がすすみ、ときに西洋哲学の概念が安易に転用されることもあった。本書はそうした伝統や枠をこえて、各々が形成された時代背景を踏まえつつ、民族の社会・生活に根差した「総合的な知」として中国思想を描きなおす。上代から現代までの巨大な潮流を時系列で追い、この一冊で中国思想史を読みきることができる名著。

内容説明

孔子・老荘ほかの諸子百家や先賢の思想を伝える漢籍は、日本では客観的知識という以上に、「尊い教えを学ぶための古典」として信奉されてきた。また、近代人文学の対象となってからは、専門化・細分化がすすみ、ときに西洋哲学の概念が安易に転用されることもあった。本書はそうした伝統や枠をこえて、各々が形成された時代背景を踏まえつつ、民族の社会・生活に根差した「総合的な知」として中国思想を描きなおす。上代から現代までの巨大な潮流を時系列で追い、この一冊で中国思想史を読みきることができる名著。

目次

上代の思想
漢代の思想
六朝・唐代の思想
宋・明の思想
清代の思想
現代の思想

著者等紹介

村山吉廣[ムラヤマヨシヒロ]
1929年、埼玉県春日部市生まれ。早稲田大学文学部卒、大学院博士課程修了。現在、早稲田大学名誉教授、日本詩経学会会長、日本中国学会顧問。中国古典学(とくに詩経学)、江戸明治漢学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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さとうしん

19
先秦から新中国成立までの中国思想史の展開をわかりやすい語り口で辿る。諸子の成立年代をとかく引き下げがちだったり、『周礼』『左伝』を前漢末の儒者の創作としたりと、先秦の部分に関してはさすがに古さが目立つが、それでも『孟子』の性善説と『荀子』の性悪説を対比し、人性論において実は根本的な対立はないのではないかという疑問を提示したり、名家には論理的錯誤を利用して説を立てるのに強い関心があり、彼らのそうした詭弁的な側面が他の学派からの反論を招いたのではないかとする点など、なかなか面白い評価が多い。2024/10/14

Cinita

12
一見とっつきにくいけど、辛辣なツッコミ混じりのわかりやすい明快な文章で楽しく読めた。これが50年前に書かれた本とは!/学生時代に論語を読んで「儒学で国を治めるってどうやんの?」と不思議に思っていたんだけど、国教となった儒教がどのように政権や民衆の要請に応え、仏教や道教の影響も受けながら姿を変えていったかが知れて腑に落ちたし、通史を見ることで、国が安定すると抽象的な議論や経典の字義注釈等、学問のための学問に傾き、国が危うくなると政治や実生活に根ざした解釈に振れる流れがよくわかって面白かった。2025/04/27

山陰 柴

3
すごくわかりやすい。清朝考証学の草創期から日本の学者への影響までを平易に述べられているのはこの本ぐらいではないでしょうか。あとがきにもありましたが、早稲田大学の伝統「漢学の長所~総合的知を継承し、平易に一般読者に提供するという姿勢がこの」本に表れている。と、湯浅邦宏氏が語る。初学のものである私も理解できて興味深い点を発見できた。2025/01/21

なななん

0
孔子や孟子や老子やら、名前は聞いたことあるけれどそれ以外知らない私が読んだので勉強になりました。時代ごとの大きな思想の変遷が見えてきたような…こないような。著者の「この人たち特に大したこと言ってないんだよね」ってツッコミが面白かったです。個々人の思想内容まではあまり分からなかったです。2024/12/27

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