ちくま学芸文庫<br> 改稿 日本文法の話 (第三版)

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ちくま学芸文庫
改稿 日本文法の話 (第三版)

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  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480512581
  • NDC分類 815
  • Cコード C0181

出版社内容情報

日本文法の定評ある概説書がついに復刊!

「鳥が飛ぶ」と「鳥は飛ぶ」

この違いをどう説明するか。



日本語における文の種類や構造、品詞について平明に解説した定評ある概説書。読者を日本語、さらには言語自体の考察へといざなう。 解説 近藤泰弘



===

「文法とは覚えるべきものではなく、考えるべきもの」として、日本語文法のあらましを平明に解説。話し手は「意味と意味との連合における共通の型」ともいうべきものに適応しながら、聞き手になにごとかを伝えようとする。文法が形づくられるのは、そうしたやりとりの場を通してだ。山田孝雄、橋本進吉、時枝誠記らの学説を踏まえながら、本書は日本語文の構造や単語の種類などをひとつひとつ明らかにしていく。日常のことばへの関心と正確な認識を得ることが文法学習の意義であると訴え、長年にわたり多くの読者に親しまれてきた定評ある概説書。

内容説明

「文法とは覚えるべきものではなく、考えるべきもの」として、日本語文法のあらましを平明に解説。話し手は「意味と意味との連合における共通の型」ともいうべきものに適応しながら、聞き手になにごとかを伝えようとする。文法が形づくられるのは、そうしたやりとりの場を通してだ。山田孝雄、橋本進吉、時枝誠記らの学説を踏まえながら、本書は日本語文の構造や単語の種類などをひとつひとつ明らかにしていく。日常のことばへの関心と正確な認識を得ることが文法学習の意義であると訴え、長年にわたり多くの読者に親しまれてきた定評ある概説書。

目次

1 文法とはなにか
2 文法に諸説があること
3 文章と文の種類
4 文の構造
5 文節の構造―詞と辞と
6 文の構造 再説
7 単語とはなにか
8 単語を分類すること
9 単語の種類
10 品詞分類・まとめ

著者等紹介

阪倉篤義[サカクラアツヨシ]
1917‐94年。京都生まれ。1941年、京都帝国大学文学部国文科卒業。1962年、「語構成の研究」で京都大学より文学博士の学位を取得。京都大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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tyfk

6
和歌を対象とした本居宣長の日本語文法研究、その柱である係り結びは、山田文法に「陳述、統覚作用」として継承される。学校文法である橋本文法は文節の形態論を中心とし、山田文法でいう「陳述」は消された(「が」と「は」は主語)。時枝文法は「陳述」を「辞」として復活させる。これは現代の言語理論でいう情報構造に通じる。おそらく認知言語学と親和的だろう。時枝文法の詞と辞の入れ子構造は、圏論で記述したら面白いかと思う。2024/10/31

Mits

0
教科書的にただ「こうです」というのでなく、何故そうなる(というかむしろ、何故そう考えた方がいい)のかを、文法学の歴史的な経緯や文語や古語の文法まで引き合いに出しながら解説してくれてる。 結果として思ったのは文法は大枠としては法則を記述できるけど、細かいところはあいまいだし、揺れ動いているから、なかなか割り切れるもんじゃないんだなってことか。そしてそれを何の困難も感じることなく、破綻もなく使えるということの不思議よ。2024/12/16

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