ちくま学芸文庫<br> 皇帝たちの都ローマ―都市に刻まれた権力者像

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ちくま学芸文庫
皇帝たちの都ローマ―都市に刻まれた権力者像

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  • サイズ 文庫判/ページ数 464p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480512505
  • NDC分類 232
  • Cコード C0122

出版社内容情報

凱旋門、神殿、コロッセウム、浴場、水路……

都市から見る帝国の興亡



円形闘技場、神殿、水路。帝国の首都ローマの都市計画から皇帝たちの思想と歴史を読む。帝国の興亡を描くスリリングなローマ都市史。解説 陣内秀信



===



帝国の首都として繁栄を極めたローマ。世界に類を見ない壮麗な都市と建造物は皇帝たちの熾烈な権力闘争の場であり、その政治的意図を示す舞台でもあった。本書ではカエサル登場以前の紀元前2世紀から、コンスタンティノープル遷都にいたる330年まで約500年のローマの都市計画と建造物を一望し、そこに刻まれた各皇帝の政策や思想、歴史を読み解く。凱旋門、神殿、コロッセウム、浴場、広場や水路などを備えた都市はやがて変革期を迎え、皮肉にも都市に蓄積された歴史の重みによって終止符を打たれることになる。帝国の興亡を浮かび上がらせるスリリングなローマ都市史。

内容説明

帝国の首都として繁栄を極めたローマ。世界に類を見ない壮麗な都市と建造物は皇帝たちの熾烈な権力闘争の場であり、その政治的意図を示す舞台でもあった。本書ではカエサル登場以前の紀元前2世紀から、コンスタンティノープル遷都にいたる330年まで約500年のローマの都市計画と建造物を一望し、そこに刻まれた各皇帝の政策や思想、歴史を読み解く。凱旋門、神殿、コロッセウム、浴場、広場や水路などを備えた都市はやがて変革期を迎え、皮肉にも都市に蓄積された歴史の重みによって終止符を打たれることになる。帝国の興亡を浮かび上がらせるスリリングなローマ都市史。

目次

第1章 壮麗な都へ―カエサルの野望
第2章 秩序ある都―アウグストゥスの政治
第3章 新都市整備計画―ネロの光と影
第4章 横溢の都―フラウィウス朝の時代
第5章 都市機能の充実―五賢帝の時代
第6章 王朝都市―セウェルス朝の目論見
第7章 永遠の都―都市に刻印される歴史

著者等紹介

青柳正規[アオヤギマサノリ]
1944年生まれ。文学博士。古代ローマ美術・考古学を専攻。東京大学教授、国立西洋美術館館長、文化庁長官などを歴任し、現在、東京大学名誉教授、山梨県立美術館長、多摩美術大学理事長、石川県立美術館長、奈良県立橿原考古学研究所長。著書に『エウローパの舟の家』(地中海学会賞)、『古代都市ローマ』(マルコ・ポーロ賞、濱田青陵賞)など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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MUNEKAZ

13
歴代のローマ皇帝の事績と、彼らが行った帝都ローマの都市整備を紹介する。ローマのために帝国が存在するという状況から、帝国の象徴としての都市ローマへと変質していく様が分かるかな。歴代皇帝の整備したモニュメントは、ローマと帝国の栄光を高らかに歌い上げるが、同時に堆積した伝統はこれ以上の都市改造を妨げ、新たなキリスト教都市を求めるコンスタンティヌスは遷都を決断するというオチも面白い。またポンペイウスの行ったカンプス・マルティウスでの劇場建設を、ローマにおける都市計画の嚆矢として高く評価しているのも興味深い。2024/09/26

我門隆星

0
苦労作。カエサルからディオクレティアヌスまで駆け抜けてローマという町の変遷を素描する。2025/02/15

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