ちくま学芸文庫<br> 京の社―神と仏の千三百年

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ちくま学芸文庫
京の社―神と仏の千三百年

  • 岡田 精司【著】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 筑摩書房(2022/08発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 288p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480511355
  • NDC分類 175.962
  • Cコード C0114

出版社内容情報

この本を持っていけば、京都旅行ががぜん面白くなる。有名寺社を巡って学ぶ神と仏の一三〇〇年の歴史(解説 佐々田悠)

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古代から近代まで、神社の歴史がすべて一望できる貴重な都市、京都。本書はその京都を舞台に、各時代を代表し、それぞれの神社の系統の特色を持つ約二十社を取り上げ、神仏の歴史をひもといた画期的な入門書。下賀茂神社や八坂神社、伏見稲荷など、よく知られた観光名所ばかりなので、旅行気分で学ぶことができる。神社といえば古代から一貫して不変の存在と認識されることが多いが、時には仏教寺院と一体であり、祀られる神も同じ神社の中で時代ごとに変わってきた。祭や神社の建築様式などを仔細に検討し、国家神道が創られる明治以前の神々の多様な姿を明らかにする。
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旅行気分で学ぶ神社の歴史
古代から近代まで、京都を巡ればすべてがわかる

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【目次】
県主の神から王城鎮護の神へ――二つの賀茂神社
稲荷の翁と東寺――伏見稲荷大社
比叡山の鎮守 日吉山王権現――日吉大社
八幡大菩薩の宮寺――石清水八幡宮
初めて人を祭った社――北野天満宮
牛頭天王の社――祇園社(八坂神社)
神社と神職の家元――吉田神社
神になった武将たち――豊国大明神と東照大権現
流された天皇と維新の志士たち
神になる天皇――平安神宮・護王神社・梨木神社

内容説明

古代から近代まで、神社の歴史がすべて一望できる貴重な都市、京都。本書はその京都を舞台に、各時代を代表し、それぞれの神社の系統の特色を持つ約二十社を取り上げ、神仏の歴史をひもといた画期的な入門書。下賀茂神社や八坂神社、伏見稲荷など、よく知られた観光名所ばかりなので、旅行気分で学ぶことができる。神社といえば古代から一貫して不変の存在と認識されることが多いが、時には仏教寺院と一体であり、祀られる神も同じ神社の中で時代ごとに変わってきた。祭や神社の建築様式などを仔細に検討し、国家神道が創られる明治以前の神々の多様な姿を明らかにする。

目次

はじめに―なぜ京都を選んだか
県主の神から王城鎮護の神へ―二つの賀茂神社
稲荷の翁と東寺―伏見稲荷大社
比叡山の鎮守 日吉山王権現―日吉大社
八幡大菩薩の宮寺―石清水八幡宮
初めて人を祭った社―北野天満宮
牛頭天王の社―祇園社(八坂神社)
神社と神職の家元―吉田神社
神になった武将たち―豊国大明神と東照大権現
流された天皇と維新の志士たち―白峰神宮・水無瀬神宮・霊山護国神社
神になる天皇―平安神宮・護王神社
梨木神社

著者等紹介

岡田精司[オカダセイシ]
1929‐2019年。國學院大學文学部史学科卒業。「古代王権の祭祀と神話」で博士号を取得。三重大学教授を務めた。古代祭祀研究をつねにリードしてきた日本史家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

六点

110
国史見在社の上下賀茂神社から始まり、維新後に「人をまつる」為に創建された霊山護国神社や平安神宮に至るまで、京に所在する多様な神社を取り上げた一書。国外(日吉大社)や郡部(石清水八幡宮)の神社を取り上げているのはご一興。その日吉大社が甘南備山や聖水信仰など自然を神とした神社の標本のように見える。しかし、それも明治維新後の泡沫に過ぎず、嘗ては寺院と渾然一体化した「宮寺」という、現在では想像もつかない祭祀形態を取っていたのである。この本を杖として、京洛の神社を巡ってみたくなった。まずは日吉大社から(京都違うし)2023/03/21

HANA

67
京都には著名な寺社仏閣が数多く存在する。本書はその中から二十の神社を取り上げ、成立から変遷まで詳しく解説した一冊。最古の加茂下上二社から近代の平安神宮まで成立順に書かれているので、各神社の解説と同時に京の神社全体の通史としても読めるのは面白い。初めて人を神として祀ったのが北野天満宮だとか、神道を家元制にした吉田神社の事、非業の最後を遂げない人間が神となったのは秀吉家康が初めてとか、ここで初めて知る事も多し。読んでいて感じたのは廃仏毀釈の影響の大きさだなあ。京都の奥深い魅力がさらに深まった一冊であった。2022/09/01

榊原 香織

60
表紙写真がいいですね。伏見稲荷。 稲荷と狐が結びついたのはなぜか、実はよくわかってないんだそうです。 梨木神社て知らない。 三条実万が祭神(息子実美)2023/02/15

S

2
伏見稲荷、北野天満宮、日吉大社、石清水八幡宮、…、京都(とその周辺)の代表的な神社を解説することで、日本の神社を概ね概観できる本。 平易で読みやすく、身近な神社の成り立ちについて知ることができる。2022/11/05

leiaikawa

0
京都の社とそのご由緒、そして廃仏毀釈などの時代の流れを踏まえた現在の姿への変遷を知ることが出来る一冊。吉田神社の特殊性が自分としては初見だったので面白かった。2024/05/20

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