ちくま学芸文庫<br> オイラー博士の素敵な数式

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ちくま学芸文庫
オイラー博士の素敵な数式

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  • サイズ 文庫判/ページ数 608p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510204
  • NDC分類 410
  • Cコード C0141

出版社内容情報

数学史上最も偉大で美しい式を無限級数の和やフーリエ変換、ディラック関数などの歴史的側面を説明した後、計算式を用い丁寧に解説した入門書。

内容説明

数学の巨人レオンハルト・オイラーによって導出されたオイラーの等式は、数学史上もっとも美しく、偉大なものと称されている。円周率π、ネイピア数eというまったく起源の異なる定数が、基本的な数0、1、虚数単位iと密接に関係していることを表すこの極めて簡潔な数式は、「人類の至宝」(R・ファインマン)とも呼ぶべきもので、永遠に色褪せることがない。本書はオイラーの公式はもとより波動方程式、フーリエ級数・変換、ディラック関数などを丁寧に解説し、その筆はオイラーが重視した実学・工学にまで及ぶ。理工系学生に強くお薦めしたいユーモアに溢れた入門書。

目次

第1章 複素数―初等的な範囲をやや越えた、複素数にまつわる小編集
第2章 ベクトルの旅―方向が重要となる複素数平面の問題を少々
第3章 π2が無理数であること―大学2年レベルでできる「高度な」数学
第4章 フーリエ級数―第一発見者はオイラーだった。でもそこには重大な誤りが…
第5章 フーリエ変換―周期関数の周期が無限大になったら何が起こるか
第6章 電気工学と√-1―複素数の応用。実学を重視したオイラーが、愛したであろう発展

著者等紹介

ナーイン,ポール・J.[ナーイン,ポールJ.] [Nahin,Paul J.]
1940年、カリフォルニア州生まれ。カリフォルニア大学アーバイン校で博士号を取得。数学者、物理学者、電気技師、SF作家。現在、ニューハンプシャー大学電子工学科名誉教授

小山信也[コヤマシンヤ]
1962年新潟県生まれ。東京大学理学部数学科卒業。東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。理学博士。米国プリンストン大学客員研究員、慶応大学助教授、ケンブリッジ大学ニュートン数理科学研究所員などを経て、東洋大学理工学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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bittersweet symphony

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第6章が電気工学において複素数やフーリエ変換がいかに実用ベースで利用できるかを説く章で、電気工学が専門である著者がその章を書かんがためにその根拠となっている複素関数・フーリエ変換にまつわる難解なあれこれを5章プラス長めの注釈を使って前説的に説明している。終着が見通せず6章目まで到達せずに挫折する読者がたくさん居そうな気がしますが、そんなわけで6章目でカタルシスを味わうまで頑張ることが肝要です。今のエンジニア畑の技術者たちがこのあたりのバックボーンをどの辺まで血肉化しているかはちょっと気になる部分。2023/02/13

Go Extreme

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複素数:ケーリーハミルトンの定理とド・モアプルの定理 ベクトルの回転と負の振動数 コーシーーシュワルツ不等式と落石 正n角形と素数 フェルマーの最終定理と複素数の素因数分解 ディリクレの不連続積分 ベクトルの旅:歩幅が調和数列だったなら フーリエ級数:振動する弦と波動方程式 周期関数とオイラーの級数 ガウス和のディリクレによる評価 フルピッツと等周不等式 フーリエ変換:フーリエの積分定理 レイリーのエネルギー公式、畳み込み、自己相関関数 ポアソンの和公式 相互拡散と不確定性原理 ハーデイーシュスター積分 2020/12/08

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