ちくま学芸文庫<br> 武家文化と同朋衆―生活文化史論

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ちくま学芸文庫
武家文化と同朋衆―生活文化史論

  • 村井 康彦【著】
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  • 筑摩書房(2020/10発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 480p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480510082
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0121

出版社内容情報

足利将軍家に仕え、茶や花、香、室礼等を担った謎のクリエイター集団「同朋衆」。日本らしさの源流を生んだ彼らの実像に、はじめて迫る! 解説 橋本雄

内容説明

室町時代、足利将軍に仕え、将軍家のサロンにおいて、茶や華、香、室内装飾などを担当した同朋衆。目利きとして活躍した彼らは和歌、連歌、能楽など多くの芸能にも通じ、北山文化、応永・永享文化、東山文化の骨格を築いた。今に伝わる「日本らしさ」を生み出したアートディレクター的集団だったといえるだろう。彼らは能阿弥・芸阿弥・相阿弥など阿弥号を名乗っていたことから、仏教の宗派、時衆との関係が指摘されてきたが、時衆ではない同朋衆もいる。いったい彼らはどこから現れ、どのようにして文化の中心に立ったのか。同朋衆の実像に迫った類のない研究を文庫化。

目次

序論(天文文化論;二つの「一座建立」)
第1部 武家文化の構造(北山殿の唐物数奇;東山殿の芸術生活;同朋衆と阿弥衆;武家文化と同朋衆;付・世阿弥と能;佐渡の世阿弥;能と狂言)
第2部 座敷飾の世界(芸能空間としての書院;座敷飾の成立;『君台観左右帳記』と『御飾書』)
第3部 芸道論の成立(武家と遊楽;伝書の時代;中世芸能の成立と伝授)
第4部 生活の美意識(初期の京焼;京料理と生活文化;蓮月尼)

著者等紹介

村井康彦[ムライヤスヒコ]
1930年生まれ。京都大学文学部史学科卒、同大学院博士課程中退。京都女子大学教授、国際日本文化研究センター教授、滋賀県立大学教授、京都市歴史資料館館長、京都造形芸術大学大学院長、京都市芸術文化協会理事長などを歴任した。専門は日本古代史、日本文化史(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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HANA

59
日本人の美意識を作り上げたと言っても過言ではない室町文化。その室町の文化を同朋衆や会所といった様々なキーワードを元に紐解いた一冊。正直本書を読むまでは世阿弥が佐渡に流されていた事さえ知らなかった自分のような人間にとっては、どこを読んでも目から鱗な奇術ばかり。教科書でも有名な北山文化と東山文化であるが、室町文化の本当の発展はその間にあった、とか座敷飾からの文化の発展。さらには京焼や料理といった京都の様々な文化について等、教えられる事ばかりで実に面白し。地味な印象のこの時期だが、やはり現代と地続きであるな。2021/08/09

MUNEKAZ

15
原著は1991年刊。時宗僧を起源とする「阿弥」号を持ち、足利将軍に近侍した「同朋衆」を研究した一冊。南北朝~室町期における「会所」の発展の中で、茶の湯や立花、作庭、唐物奉行など場の飾付をディレクションした同朋衆の存在が、日本文化史の中でもかなりの重要性を持つことを指摘している。また室町文化として思い浮かべる義満・義政の時期ではなく、その間の義持・義教期に高い評価を与えているのも印象に残った。現代人の思う日本らしさの源流が、室町時代にあることがよくわかる。2021/03/14

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