出版社内容情報
職場の先輩・ちさを通して描かれる女性のしたたかさや人生の機微(「ちさという女」)、16歳年下の青年・「魚座」と39歳の紫苑の美しくも儚い恋模様(「魚座少年」)……。女性小説家として第一線で活躍し続けた著者がユーモラスに描く、こんがらがった二人の話。ややこしくて味わい深いのが「恋」。胸の奥がそわつく、選りすぐりの恋の物語9編。
解説 酒井順子
カバー装画・題字 寺田マユミ
カバーデザイン 田中久子
【目次】
ラストオーダー
ちさという女
うすうす知ってた
おやすみ
うずうず
魚座少年
石のアイツ
さくらんぼ
田舎の薔薇
解説 酒井順子
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
45
面白かったです。こんがらがった2人の関係がユーモラスに語られる短編集でした。ややこしい「恋」の物語にハラハラさせられます。関西ならではの味わい深い恋にのめり込みました。恋って苦さと甘さの両方を兼ね備えているのですね。2026/08/15
ちどり
2
氏が生きてきた時代は、今よりも女には逆風の世界であったと思う。だがそれを声だかに主張せず、文句言いつつもおおらかに受け止める余裕や度量があるところが好き。そして女はクレバーでありながらも常にかわいらしさを持ち合わせておりみなチャーミングである。みんな愛すべき女たちである。2026/10/11
はる熊猫
1
『ちさという女』が少し切なくて好きだ。酒井順子先生の解説に納得した。2026/09/28




