出版社内容情報
出征、疎開、空襲……戦地とは異なる戦いがここにもあった。漫画家がつまびらかにする、蝕まれていく日常の平穏。戦後80周年の精選アンソロジー。
【収録作家】こうの史代/伊藤重夫/大島弓子/滝沢聖峰/古谷三敏/石坂啓/水木しげる/おざわゆき/巴里夫/近藤ようこ(原作:坂口安吾)/伊藤潤二/滝田ゆう
巻末エッセイ 中島京子
カバーイラスト 近藤ようこ「戦争と一人の女」より/カバーデザイン 重実生哉
【目次】
Ⅰ
こうの史代『この世界の片隅に』(第6回、第7回、第9回)
伊藤重夫『ゆきものがたり』
大島弓子『七月七日に』
滝沢聖峰『東京物語』(第14話 「靴音」)
Ⅱ
古谷三敏『寄席芸人伝』(「棒手振り志ん弥」)
石坂啓『八月の友人』
水木しげる『村の朝鮮人』
おざわゆき『あとかたの街』(第18話「消せない灯り」)
Ⅲ
巴里夫『疎開っ子数え唄』
坂口安吾・原作 近藤ようこ・画『戦争と一人の女』(抄)
伊藤潤二『脱走兵のいる家』
滝田ゆう『寺島町奇譚』(「蛍の光」)
編者解題 山田英生
巻末エッセイ 「銃後」を想像する、よすがに 中島京子
内容説明
出征、疎開、空襲、困窮する生活…戦地とは異なる戦いがここにもあった。漫画家がつまびらかにする、蝕まれていく日常や平穏。戦後80周年の精選アンソロジー。
著者等紹介
山田英生[ヤマダヒデオ]
1968年生まれ。「内外タイムス」「アサヒ芸能」記者などを経て、書籍・コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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