ちくま文庫<br> 戦争と漫画 戦地の物語

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ちくま文庫
戦争と漫画 戦地の物語

  • 山田 英生【編】
  • 価格 ¥1,034(本体¥940)
  • 筑摩書房(2025/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 384p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480440372
  • NDC分類 726.1
  • Cコード C0179

出版社内容情報

死の行軍、沖縄戦、慰安婦、引揚、抑留…戦後の漫画家は兵士や戦地の人々をどう描いたのか。シリーズ「戦争と漫画」第一巻。巻末エッセイ 吉田裕

内容説明

死の行軍、軍隊の暴力、引揚や抑留…巨匠から新進気鋭の作家まで、漫画家はどのように戦争を描いたのか?戦地の兵士や女性、子どもたちの物語を収録した精選アンソロジー。収録作家 武田一義/滝田ゆう(原作:野間宏)/水木しげる/わちさんぺい/山田参助/楳図かずお/石坂啓/今日マチ子/比嘉慂/村上もとか/河井克夫(原作:辺見じゅん)/ちばてつや。

目次

1(ペリリュー―楽園のゲルニカ―(第22話「仲間」)(武田一義)
真空地帯(野間宏 原作/滝田ゆう 画)
カランコロン漂泊記(「人間玉」「従軍慰安婦」)(水木しげる)
荒鷲ゴンちゃん(わちさんぺい))
2(あれよ星屑(第47話)(山田参助)
死者の行進(楳図かずお)
突撃一番(石坂啓)
cocoon(「6 解散命令」「7 甘いミルク」)(今日マチ子)
砂の落日(比嘉慂))
3(フイチン再見!(第37話)(村上もとか)
ラーゲリ〈収容所から来た遺書〉(第3章「アムール句会」)(辺見じゅん 原作/河井克夫 画)
屋根うらの絵本かき(ちばてつや))
巻末エッセイ こんな戦争漫画を読んでいた―私の少年時代(吉田裕)

著者等紹介

山田英生[ヤマダヒデオ]
1968年生まれ。「内外タイムス」「アサヒ芸能」記者などを経て、書籍・コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あたびー

39
夏になればと言うか、東京空襲や沖縄戦の日もあって、一年中大戦のことを思わない季節はない。大戦を扱った漫画も数多くあり、中でも実際に体験した水木御大やちばてつや氏の作品は特に重要と思う。従軍慰安婦について書かれた作品が2点あり、石坂啓氏の作品では多少綺麗な女性が描かれてあるが、水木御大が実際に目にしたという女性の姿にはまさに地獄より何倍も酷い扱いが見て取れる。長蛇の列の男達の処理をさせられる生活、想像できるだろうか?兵隊が恩給をもらうなら彼女たちにもお金を上げて欲しいと言う水木御大の素直な感想が正しい。2025/07/06

ぐうぐう

32
シリーズ『戦争と漫画』その第一弾は「戦地の物語」。1950年代のものから2020年代までと発表年は幅広く、また巨匠と呼ばれる漫画家もいれば新進気鋭の漫画家もいて、実に多様な作品が収録されている。冒頭の武田一義「ペリリュー」から引き込まれる。三頭身の可愛いキャラクターと描かれる非情さの落差が戦争の悲惨さを見事に捉えている。そういう意味では続く滝田ゆう「真空地帯」も同じ効果を持つ作品だ。水木しげる「カランコロン漂泊記」と石坂啓「突撃一番」は再読だが、慰安婦を描きながらもまるでアプローチが異なり、(つづく)2025/07/21

阿部義彦

20
本日発売。ちくま文庫で過去にも「貧乏まんが」「温泉まんが」「余生まんが」などを編纂した山田英生さんが、戦後80年を機に戦争に関する漫画を全3巻でまとめる事に。今回はそれの第一弾になります。有名無名様々な作家が収録されてます。何よりも目次の発表された年に注目です。私が生まれる前から最新は2021年まで。楳図かずおさん、水木しげるさんは流石の出来、暗の楳図、明の水木の構図。その他では慰安婦問題の石坂啓、そしてラーゲリの河井克夫(ダモイなんて言葉も自然と解る、歳とったなー)、今日マチ子さんが居るのも意外でした。2025/06/11

ryohjin

17
戦争を描いた漫画のアンソロジー。全3巻になる予定のようで、この第1巻では12編が収録されています。戦場での兵士、軍隊での理不尽、捕虜収容所、慰安婦、沖縄戦で看護をする少女や住民など、多様な場面から描かれた漫画の表現力が心にささり、あらためて戦争の恐ろしさや不条理さを感じました。戦争の記憶が薄れていく今、まとめられたこのような作品を多くの人が受け止めていくことが必要であると感じました。続く2巻も読んでおこうと思います。2025/06/30

のっち

11
☆☆☆★ 本書は「戦争と漫画」シリーズ全3冊予定の内の第1段。満州戦・沖縄戦を舞台としたものを集めている。初出年代を見てみると、1957年から2021年までのものと幅広く、それらが1冊に纏められているとなると資料的価値も高い。収録作でいうと、水木しげる・楳図かずお・ちばてつやなど超有名な先生方の作品もあれば、また一方で不勉強ながらこのようなアンソロジーでないと知り得なかった作品もあったりで、とても楽しませてもらった。個人的には、慰安婦からの視点で戦争を描いた石坂啓「突撃一番」が印象的だった。2025/07/02

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