出版社内容情報
死の行軍、沖縄戦、慰安婦、引揚、抑留…戦後の漫画家は兵士や戦地の人々をどう描いたのか。シリーズ「戦争と漫画」第一巻。巻末エッセイ 吉田裕
内容説明
死の行軍、軍隊の暴力、引揚や抑留…巨匠から新進気鋭の作家まで、漫画家はどのように戦争を描いたのか?戦地の兵士や女性、子どもたちの物語を収録した精選アンソロジー。収録作家 武田一義/滝田ゆう(原作:野間宏)/水木しげる/わちさんぺい/山田参助/楳図かずお/石坂啓/今日マチ子/比嘉慂/村上もとか/河井克夫(原作:辺見じゅん)/ちばてつや。
目次
1(ペリリュー―楽園のゲルニカ―(第22話「仲間」)(武田一義)
真空地帯(野間宏 原作/滝田ゆう 画)
カランコロン漂泊記(「人間玉」「従軍慰安婦」)(水木しげる)
荒鷲ゴンちゃん(わちさんぺい))
2(あれよ星屑(第47話)(山田参助)
死者の行進(楳図かずお)
突撃一番(石坂啓)
cocoon(「6 解散命令」「7 甘いミルク」)(今日マチ子)
砂の落日(比嘉慂))
3(フイチン再見!(第37話)(村上もとか)
ラーゲリ〈収容所から来た遺書〉(第3章「アムール句会」)(辺見じゅん 原作/河井克夫 画)
屋根うらの絵本かき(ちばてつや))
巻末エッセイ こんな戦争漫画を読んでいた―私の少年時代(吉田裕)
著者等紹介
山田英生[ヤマダヒデオ]
1968年生まれ。「内外タイムス」「アサヒ芸能」記者などを経て、書籍・コミックの企画編集、雑誌記事の取材執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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