ちくま文庫<br> 女たちのエッセイ―新編For Ladies By Ladies

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ちくま文庫
女たちのエッセイ―新編For Ladies By Ladies

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  • サイズ 文庫判/ページ数 400p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439772
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

作家、デザイナー、女優、料理家・・・・・・個性的で魅力溢れる女性たちのエッセイ集。『For Ladies By Ladies』を再編集。

内容説明

平野レミ、岡崎京子、田辺聖子、大庭みな子、黒柳徹子、桑沢洋子、小林カツ代、小泉今日子…文筆家のみならず、女優や料理家、画家など26名の個性的な女性たちが、飾ることなく実人生を描いたエッセイ。書くことを手掛かりに、女性たちは何を考えた?シニカルに、かつ愛を込めて照射する「女性による女性論」コレクションでもある。瀧波ユカリと編者によるダブル解説。

目次

「おんなの子」論(戸塚文子)
ガールズ・ビ・アンビシャス!(桐島洋子)
キャリア・ウーマン(湯川れい子)
幻の一方通行路(吉澤美香)
謝罪ならびに現状報告その他(岡崎京子)
ド・レミ前奏曲(平野レミ)
小さな恋のメロディ(小森和子)
二十六回目のバースデイ(如月小春)
青い薔薇の皿には海があった―SOSと少女趣味(宮迫千鶴)
『くますけと一緒に』あとがき(新井素子)
幻の姉のように…(熊井明子)
女の子の読書(富岡多惠子)
娘とわたしの時間(大庭みな子)
卯歳の娘たち(矢川澄子)
ピンクのガーター・ベルト(鴨居羊子)
母のこと/私の家と遅咲きの花(高田喜佐)
しんこ細工の猿や雉(抄)(田辺聖子)
ニューヨークの仔猫ちゃん(黒柳徹子)
『ふだん着のデザイナー』より(桑沢洋子)
『主婦的話法』より(伊藤雅子)
『楽しい二人暮らしのABC』より(三宅菊子)
『表参道のアリスより』より(高橋靖子)
『小林カツ代の日常茶飯食の思想』より(小林カツ代)
『たすかる料理』より(按田優子)
『一九六〇年生まれ』より(金田理恵)
『パンダのan・an』より(小泉今日子)

著者等紹介

近代ナリコ[コダイナリコ]
1970年、神奈川県生まれ。文筆家。編集者。多摩美術大学美術学部芸術学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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阿部義彦

15
女性のエッセイアンソロジーです。一度03年に出したのを、今回新たなものも加えてリニューアル復刊となりました。何よりも宇野亞喜良さんの素敵な表紙に一目惚れしました。フェミニズム寄りのエッセイが多いですが、自叙伝の抜粋や、小説の一部、身辺雑記、本の後書きなど様々です。平野レミ、桐島洋子、湯川れい子、岡崎京子、新井素子等、衣食住そして自分の育った環境など苦労から幸せな瞬間まで、悲喜交々。『友に言わせると母の方が可愛いそうなのである。母の方が私より数段無邪気であり、自分に正直であり、恥じらいがあり、少女っぽい。』2024/10/20

えりまき

14
2024(293)小林カツ代さんのエッセイにとても共感です。「カーッとカーッと血がのぼりっぱなし。食べ物は、確かに自然食と呼べるものかもしれない。しかし、それを売るための包装の類は、いっさい自然なんてどこ吹く風。ビニール袋・発砲スチロールの山、山、山。」「食べることを大事にすることは、自然を大事にすることであり、自然の営みを大事にすることである。腹いっぱい食べられる幸せの裏側で、今現実に飢えている人がいる、と後ろめたく思うことなのである。」 2024/10/18

くさてる

14
26名の女性によるエッセイを集めたアンソロジー。20年前のオリジナル版も読んでいたけれど、今回、改めて読んで自分の受け取り方にも変化があった。昭和の時代なら仕方ないかもしれないけど、正直、すでに各分野で活躍しているはずの女性がなんでこんなにも「女の子」で、社会への向い方が幼いんだろうと思うものもあったり。時代関係なく、くっきりした個性が感じられて共感できるものもあったりで、やはり面白かった。田辺聖子と黒柳徹子、小林カツ子、三宅菊子の文が、とくに良かったです。2024/10/03

あられ

8
「幻の一方通行路」の一部をなにかで読んで、気になって読んでみた。女がタクシーに乗ったらいかんのか? いや、乗ってもいいでしょう? なぜいけないの? というあたりから、男女差別とか、ジェンダーとか、いろいろ考えさせられるエッセイ集。男性が読むべき本があったり、女性にはなかったり。いまだに差別が解消されていないな、と思うこと多し。『母親になって後悔してる』『母親になって後悔してる、と言えたなら』の現状を変えられたら、と思う。あと、自然は大切にしたい、なくしたら、取り戻せない。持続可能な社会を。2025/03/22

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