ちくま文庫<br> 女ともだち―静代に捧ぐ

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ちくま文庫
女ともだち―静代に捧ぐ

  • 早川 義夫【著】
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  • 筑摩書房(2024/03発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784480439376
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0195

出版社内容情報

音楽活動も執筆もやめた、妻の病気が判明して。『たましいの場所』著者の鎮魂エッセイ。推薦文=宮藤官九郎、神藏美子、辻山良雄 解説 中川五郎

内容説明

ある日から、音楽活動も執筆も全てやめた。妻・靜代の病気が判明したから。大学一年生のときに、赤いワンピースを着た靜代と出会い、結婚。著者には他に恋人たちができるが…。やがて、かけがえのない最高の女ともだちであることに気づくまで。『たましいの場所』の著者が妻に贈る鎮魂エッセイ。

目次

第1部(ものごとの始まりは;愛の逃避行;あの娘が好きだから ほか)
第2部(赤色のワンピース;秘事;たましいは生きている ほか)
第3部 日記(日記―二〇一五年十月十五日~二〇二〇年三月七日)

著者等紹介

早川義夫[ハヤカワヨシオ]
1947年東京生まれ。元歌手、元書店主、再び歌手(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さくら咲く

25
なんて正直な人なんだろう。でもこういう人の奥さんには到底なれない。深い悲しみに包まれている、でも出逢いに感謝しながら生きて行くだろう早川さん。愛犬ゆきが居てくれて良かったね。2024/11/17

阿部義彦

19
早川義夫さんのエッセイ。義夫さんは若い頃のCDも聴いてるし本屋に関する本も読んでその後のエッセイなども読んでいましたが、あまり自分の家族、妻と二人の娘に関する記述はなく私生活に関しては全然知りませんでしたが、永年連れ添った奥様を癌で亡くした前後の顛末やその不思議な関係性について、あけすけに語られています。フィッシュマンズと関わりの深い同じく癌で亡くなった『恋人』HONZIさんに関しても触れられています。奥様のしい子さんも相当変わっていて、結局似た者同志だったのか。無防備な言葉の数々、ぐらりと来ました。2024/03/17

シンプルねこ(うみねこ)

11
うーん、なんて言うんだろう。始めは不思議な夫婦関係だなと思ったけど、最後まで読んでいくと、そこにはちゃんと愛がある。深い絆以上のもので繋がっていた夫婦なんだろうなと思う。読んでいくうちに奥様のファンになってしまうような本でした。2024/06/11

amanon

7
長年連れ添った奥さんを「女ともだち」と呼ぶ。しかも「唯一の」と。ある意味、理想的な関係なのかもしれないけれど、著者のダメンズぶりには改めて呆れる。生活力はないくせに我儘かつ、女癖も悪い。しかも、それが奥さん公認だというから呆れる。誰より本人が強く自覚しているだろうが、この人は亡くなった奥さんとではないと、長い結婚生活を送ることはできなっただろうな…と痛感。それにしても、これまた本人が認める通り、チビ、ハゲ、デブでも若い恋人を作ることができるのは、やはり音楽をやる人特有の色気があるのだろうかと思わされた。2024/06/12

ちょんす

6
「変人で変態で内向的で自己中心的」な早川義夫さんは、「いつもしい子を頼って生きてきた」と書く。浮気相手へのプレゼント用の下着まで用意してくれる妻。そんな妻をがんで亡くしてしまう。「しい子に会いたい」「もっと一緒に笑い合いたかった。ふざけ合いたかった」「しい子との時間が恋しい。」残された男性の悲しみは痛切で、身につまされる思いがした。解説で中川五郎さんが書いているように、靜代さんは、早川さんを手のひらの上で遊ばせる釈迦如来のような、「絶対唯一の『女友だち』」だったのだと思う。感動的な本だった。2025/07/20

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