出版社内容情報
飾らない、偏らない、背伸びしない。女優引退後、小さなほっとする暮しを選んだ高峰秀子。愛蔵品のカラー写真とともに「引き算」の幸せをご紹介。
内容説明
映画界を55歳で潔く引退した高峰秀子。自分たちの暮しに本当に必要なものは何か、何がいらないのか?「引き算」の美学から、生活を見つめなおした彼女は、静かで、小さな暮しを選びました。多くを所有せず、日々台所に立って料理の腕をふるい、洗練された実質的なモノだけを部屋に配置したのです。その穏やかで細やかな生活を、晩年をともに過ごした養女が、カラー写真とともに紹介します。
目次
衣 飾らない(引き算の美;暮しの愛用品 衣;おしゃれを読む ほか)
食 偏らない(大女優にして主婦の鑑;暮しの愛用品 食;幻のエッセイ2 ほか)
住 背伸びしない(高峰秀子の理想の家;暮しの愛用品 住;幻のエッセイ3 ほか)
著者等紹介
高峰秀子[タカミネヒデコ]
1924‐2010。北海道生まれ。子役時代から晩年まで一貫して日本映画界を代表する名女優として名を馳せた。代表作に『二十四の瞳』『浮雲』『名もなく貧しく美しく』など。確かな審美眼を持ち、骨董や芸術にも造詣が深い
松山善三[マツヤマゼンゾウ]
1925‐2016。神戸市生まれ。映画監督・脚本家。大学中退後、松竹大船撮影所助監督部に入社し、1955年に高峰秀子と結婚。『名もなく貧しく美しく』(1961)で監督デビューし、その後も話題作を監督する。1987年に紫綬褒章、1955年に勲四等旭日小綬章を受章
斎藤明美[サイトウアケミ]
1956‐。高知県生まれ。津田塾大学卒業。「週刊文春」の記者を20年務め、2006年フリーに。記者時代から松山善三・高峰秀子夫妻と交遊があり、2009年、養女となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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